愛する人にセックスの不満を打ち明けるのって、けっこう勇気がいるもの。でも、心の中で「彼は何も私のことを理解してくれない」と幻滅したところで、状況は何も変わりません。
彼とのセックスに不満を感じたら、「自分ができること」を探しましょう。今回は、セックスでもっと感じるためのセルフレッスンについて、お話をします。
◆手鏡を使って、自分のアソコを観察する
自分のアソコ、きちんとみたことはありますか。女性器の構造を正しく理解していないのに、彼にうまく伝えられるはずがありませんよね。
性的興奮が高まると、自分の体がどう変化するのか?オーガズムはどのように起こるのか?といったことに興味を持つことが、セックスを楽しむための第一歩です。
ベッドでリラックスできる姿勢をとり、鏡を使って自分の性器を観察します。手を伸ばして、性器を触りながら、感じるポイントを探してみましょう。触り方に変化をつけると、どのぐらいの強さがいいのかを、体に覚えさせることができます。
円を描いたり、押したり、たまにはローションを使ってみたり・・・それぞれのタッチがどう感じるかに意識を向けましょう。
性器に触れている間も、鏡を使って観察すると、自分の体の変化に気づくことができて新鮮かもしれません。
◆全身の性感帯に目を向けてみる
1番感じやすい性感帯は、女性器に集中しているとはいえ、いつも同じところばかり触るだけでは、上質な快感は得られません。
太ももやお腹、胸や首筋など、全身の指先を愛撫しましょう。エロティックな気分が盛り上がるエリアはどこか。「お宝」を気持ちで、手を滑らせてみてください。
お気に入りのスポットをみつけたら、彼に共有することも忘れずに。
◆ケーゲル体操で感度UP!
ケーゲル体操は、子宮や膀胱を支えている「骨盤底筋群」という筋肉を鍛える体操のこと。現在は、性感向上のエクササイズとしても注目されています。
元々は1940年代にアメリカ人の医師・ケーゲル氏によって開発された体操で、尿失禁の女性患者のケアを目的とされていました。
やり方は、「膣を締める・ゆるめる」という動きを繰り返すだけ。
全身をリラックスさせた状態で、肩幅ぐらいに脚を広げて立ち、ゆっくり息を吸いながら膣を上に引き上げるようなイメージで締める。そのまま息を止め、膣を締めたまま5秒キープ。ゆっくり息を吐きながら、体と膣の力を抜く。
これを数回繰り返してください。毎日続けると感度があがり、オーガズムを得やすい体になるはず。
◆パートナーにオナニーをみせてみる
“自主トレ”でイクコツをつかんだら、次はパートナーにも参加をしてもらいましょう。オナニーをみせるという行為は、相手に感じるポイントを伝えるツールとして、最適です。
一方的に見せるのが恥ずかしいときは、「普段、どうやってオナニーしてるの?」と質問しあうのもいいかもしれません。
本気でやらなくても、「こんな感じでココをこうやって触って~」とレクチャーするだけでも、学びになるはずです。
◆まとめ
いかがでしょうか。気持ちのいいセックスは、自分の体を知ることからはじまります。まずは、ハードルの低いものからチャレンジしてみてくださいね。