夫に欲情できない理由と、夫婦のセックスでムラっとする方法

産後の性欲がようやく復活…したものの、「夫に欲情できない」と悩む女性は少なくないようです。

奥さんを抱けない男性のことを、「妻だけED」と呼ぶそうですが、女だって「夫だけ不感症」になることもありますよね。

「夫に濡れない」「夫のペニスを受け入れられない」「夫としたくない」

結婚前はあんなにセックスが好きだったのに、もう一生夫に欲情できないと思うと女として寂しさがこみあげる瞬間もあるでしょう。

私も長男を出産したあと、同じように悩んだ時期がありました。

夫に欲情できず、不倫しそうになった私の体験談

私は長男が1歳になる頃、卒乳をしました。それと同時に、コップの水が勢いよくあふれるように性欲が戻ってきたのです。

毎晩オナニーをしてから眠りにつき、夢の中では昼間にテレビでみたイケメン俳優と日替わりでセックスする始末……。

性欲を持て余し、夫と何度かセックスをしてみましたが、いまいち欲情できず。。

欲求不満がピークに達して、昔のセフレにLINEで悩み相談をして、会う約束をする事態にまで陥っていたのです。(約束の日が来る直前、次男の妊娠が発覚し、なんとか未遂で終わりましたが…汗)

性欲あるのに、夫に欲情できない。結婚してからこんなことに悩むとは思ってもいませんでした。なぜ私が「夫に欲情できなかったのか」その理由を考えてみました。

「なぜ夫に欲情できないのか」分解してみた

見た目の劣化

夫は現在45歳。出会ったのが38歳。年齢だけ聞くと、もうすでにおじさんでしたが(笑)、独身の頃は今よりも見た目に気をつかっていて、ほどよく筋肉もついていました。

今はというと…

お腹周りのぜい肉。ふわっとかおる加齢臭。ぼさぼさの白髪頭。

出会った頃から7年経っているので、見た目の劣化はお互いさま。私も産後太りから完全に抜け出せたわけではないので、夫の劣化を一方的に責めるのはお門違い。

でも、事実として、見た目の劣化が「夫とセックスする意欲」を奪っていることは否めないのです。

「男女」ではなく「家族」の関係性へ

見た目の劣化に加えて、子どもが産まれてから特に感じているのが、「恥じらい」がなくなったこと。

夫は子どもをお風呂に入れると、パンツも履かずに部屋中をうろうろと歩き回るのです。

ちんちんぶらぶら。ちんちんぶらぶら。

家族だから気を許しているのはわかるけれど、毎日みていると夫を「異性」としてみられなくなってきますよね。

まあ、これもお互いさま。私も夫の前で授乳するし、裸でうろうろするので。家族になると「恥じらい」が失われるのはある程度しょうがないこと。

セックス自体のマンネリ化

3つ目は、セックスそのものがマンネリ化していること。

7年も同じ相手とセックスしていると、そりゃ飽きますよ。いくら工夫しても飽きます。

前提として「夫に欲情できない」という不満をもっていると、夫のタッチがくすぐったく感じて、余計にやる気が失せるという負のスパイラルに陥ります。

私の場合、気持ちが盛り上がらなくても、クンニさえしてもらえれば、受け入れ態勢が整うので、キスやハグをすっ飛ばして、いきなりクンニからの挿入というスタイルが定番化していました。

夫に欲情できないときの対処法

約2年前。私は夫に欲情できずに、モヤモヤしていたことがありました。いろいろと考えた末、最終的にいきついた解決策が「セックス」と「ときめき」を切り離して考えること

誰でも初めての相手とセックスするときってドキドキしますよね。セックスにおける「ドキドキ感」はふたりの気持ちを盛り上げ、セックス自体の満足感も高めてくれます。

しかし残念ながら、ドキドキ感はそれほど長く持続しません。カップルでも半年から1年もすれば、ドキドキから「安定」への変化してくるでしょう。

そして夫婦になると、「ときめき」はさらに失われていきます。夫の前で鼻をほじくっても、おならをしても、何とも思わなくなりますからね(笑)。もう1ミリもときめかないんですよ。

もうここまでくると、パートナーとのセックスにときめきを求めるのは無理。

だから「セックスとときめき」をあらかじめ切り離して考えるのが大切なのです。

どうしても「ときめき」が欲しい人は、オナニーで好きな相手を妄想しましょう。旦那さんには可哀想ですが、リアルで不倫するよりも何倍もマシです。

そして、セックスはさらなる「深み」をふたりで探求していきましょう。

ドキドキ感があるうちって、2人の間にほどよい「緊張感」がある状態。この緊張感があるうちは、女性は少なからず「相手にどう思われるか」を意識します。

理性が邪魔して、本当の意味で「セックスの快感」を追求することができないのです。

でも夫婦になって、お互いの恥ずかしいところも遠慮なく見せられる関係性になると、セックスでも「遠慮」がなくなります。心のガードが外れるので、本当に「自分がしたいセックス」を追求できるようになるのです。

私たち夫婦のセックスは、キスやハグはすっ飛ばすけれど、それでも私の大好きなクンニを時間をかけてしてくれて、おちんちんでもイカせてくれる夫が大好きです。

セックスでひたすら「快楽」だけを追求して、たまった性欲がすっきりした後は、ベッドの中でまったりタイム。

「ここがよかったね」など、セックスの反省を交えながら、ピロートークを楽しみます。

いかがでしょう。「夫に欲情できない」と悩んでいる方は、自分が本当にしたいセックスを考えてみませんか。

どんなにイケメンとセックスしたって、いずれは「マンネリ」にぶつかりますから、ときめきは「オナニー」で満たしましょう。

女性自身が主体的に「心地のいいセックス」を追い求めることで、自然とパートナーにも欲情できるようになるはずですよ。