昨今、立ち合い出産をするご夫婦も増えていますよね。
私の場合は、夫の立ち合いができる産院だったので、とくに夫婦で話し合いをすることもなく、立ち合い出産を決めました。
いまどきみんな立ち会うものなのかと思っていましたが、入院中にほかのママさんたちに聞いてみると、「夫が嫌がったのでひとりで産みました」という方も少なくありませんでした。
私もTwitterで、「立ち合い出産がきっかけで妻を女としてみれなくなった」という男性からの相談をもらったことがあります。
出産は新しい命が誕生する、とても神秘的な瞬間。ですが、実際のところは、想像以上にグロテスクな出産シーン、奥さんの豹変ぶりにドン引きしてしまう男性も少なくないようです。
そんなわけで今回は、私が経験した「立ち合い出産のリアル」から、立ち合い出産に向く男性、向かない男性の違いについて考えてみました。
これから出産を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
立ち合い出産した経験から考える、夫がセックスレスになる理由
出産の現場がどんな感じなのかって、実際に経験してみないと想像できないですよね。私の経験から、立ち合い出産によって男性がセックスレスになる原因をまとめると、
- 叫び、暴言を吐く奥さんに恐怖心を覚える
- 大量の出血をみて失神しそうになる
- うんこを漏らす可能性も…
叫び、暴言を吐く奥さんに恐怖心を覚える
私も出産前は「叫ばないで静かに産もう!」と心に決めていたのですが、2回とも派手に叫んでしまいました。(笑)
とにかく陣痛がつらすぎて、「私はこんなにつらいのに、夫はまったく痛くない」という事実にどんどん腹が立ってきました。
私「いたいいたい!」
夫「うん、もうすこしだからがんばって!」
私「もうがんばってるよ!うるさいうるさい!!だまれーー!!」
陣痛の痛みが遠のき、目を閉じて束の間の休憩をとっていると、
夫「なんか飲む?」
私「休みたいから話しかけないで。話すのも疲れるんだから、質問しないで!バカ!!」
夫「・・・ご、ごめん」
今となっては笑い話ですが、夫のすべての言動にイライラして、八つ当たりばかりしていました。普段、おとなしい奥さんが出産で「ギャーギャー」叫んでいる様子をみると、恐怖心を感じる男性もいると思います。
大量の出血をみて失神しそうになる
出産はとにかく壮絶な体験。私はまったく余裕がなくて気付かなかったのですが、夫が産まれてくる瞬間をビデオに収めてくれていました。
シモのほうからみると、「え、事故にあったの?」ってぐらい、アソコがグロテスクな状態になっていて、驚きました。
夫はグロいのが平気なタイプなので何とも思わなかったそうですが、自分の出産シーンを映像で眺めていると「あー、奥さんのこんな姿みたらトラウマになる男性もいるだろうなあ」と実感しました。
うんこを漏らす可能性も…
あとびっくりしたのが、1人目を産んだときにうんこが漏れたこと。(笑)
子宮口が全開になり、イキんでるときに「なんか部屋がくさいなー」と思って、お股側に待機している助産師さんに目をむけたら、さりげなくお尻を拭いてゴミ箱に捨てている様子がみえたのです。

青ざめましたよ。
2人目のときはもれなかったし、全員がう●こを漏らすわけではないそうですが……。
女としてどうか、という以前に、人としての尊厳が冒されている気分になりました。
結婚して夫婦になったとはいえ、普段は「オンナとしてどう見られているか?」を少なからず意識して過ごしている方がほとんどですよね。
でも、出産中はそんなことに構っている余裕が1ミリもなくなります。髪はボサボサ、唇は乾燥してボロボロ……。うんこをもらす姿を旦那さんに見せる覚悟があるか?
立ち合い出産を考えている方は、今一度冷静に自分に問いかけてほしいところです。
立ち合い出産で「セックスレス」になるのはこんな男!

あくまで一例ですが、立ち合い出産のリアルをお分かりいただけましたでしょうか。そのうえで、どんな男性が立ち合い出産に不向きなのかを考えていきたいと思います。
結論から申し上げると、
「女性はこうあるべき!」という固定概念を強く持っており、潔癖症な男性は、立ち合い出産をきっかけにセックスレスになる可能性が高いと思います。
私流にお伝えするならば、
「① オンナはオナニーをしないと思い込んでいて、②セックスでクンニをしない男」
といったところでしょうか。二つの条件に当てはまる男性は、立ち合い出産をさせないほうがいいです。
出産の現場は想像以上にグロテスク。立ち合い出産は「夫婦仲を深めるチャンス」ととらえる人もいるでしょうが、男性のタイプによっては、産後セックスレスを招く要因にもなりえます。
「ひとりでは不安だから」という理由で旦那さんに立ち合い出産をお願いする女性も多いでしょう。
しかし今後の夫婦生活を考える上では、妻側の気持ちだけでなく「男性のタイプ」をよく見抜いたうえで、慎重に決断をされたほうがいいと思います。