若い女性に人気を集めているハイジーナ脱毛。数年前から大手エステ会社などが安価で光脱毛を提供するようになったことで、さらにブームに火がついています。
水着や下着からはみだす毛をいちいち処理するのはめんどくさい…そんな理由でパイパンにする女性も少なくないでしょう。今回はそんなハイジーナブームに物申したいと思います。
目次
私のハイジーナ脱毛体験談
元カレにハミ毛を笑われて…
かくいう私も20代前半の頃、パイパンに憧れてVIO脱毛に通っていた時期がありました。きっかけは当時付き合っていた彼とのセックスでTバックを履いたときに「毛がはみだしてるよ?」と笑われ、恥ずかしい思いをしたことでした。
女性がTバックを履く目的はセックスで男性を誘惑するだけではありません。ズボンから下着のラインが透けないように…。お尻の形を維持するために…。履き心地がいいから…などの理由で履いている人も多いですよね。
Tバックの機能性を重視している女性は、かつて私がそうだったように毛が横からドバっとはみ出していても、「まぁ見えないし…全剃りするのもアレだし」と軽くカットする程度におさえている人が多いと思うのです。
しかし元カレ曰く、「Tバックからはみだした毛はエロさを半減させる」とのことで、毛の処理をするようにお願いされました。
パイパンセックスの快感に目覚める
当時、彼にぞっこんだった私は、なにも抵抗せずに翌日の夜にアソコの毛を全剃り。再び、Tバックを履いて、戦に挑んだのでした。
結果は文句なしの大勝利。
元カレは「すごい~すげぇエロい。見てるだけで勃起するわ」とその晩は大盛り上がり。クンニのときも陰毛が邪魔をしないため、舌のやわらかさがはっきりと伝わってきて、すごく気持ちよかったのです。
彼にも喜んでもらえるし、セックスも気持ちよくなるなら、陰毛なんていらないじゃん!そんな安直な考えから、私はその週末にハイジーナ脱毛に通い始めました。
私が通っていたプランは光脱毛だったので、3カ月に1回、光を当てて毛の根本を焼くというもの。つるつるにするには、2~3年かかると言われました。
元カレと破局。主人に言われた一言
エステに通い始めて3回目の施術をするときでした。パイパンに憧れてから1年弱が経過しており、付き合う相手も変わっていました。
次に付き合った相手は今の主人なのですが、「明日脱毛に行ってくる」と伝えると、「ねぇねぇ、どうして毛なくしちゃうの?」といわれたのです。
私:「え、毛がないほうが良くない?ペロペロしやすいでしょ」
主人:「うーん、別にどっちでもいいけど。みさとは肌が弱いからカミソリ負けしてかわいそうだなぁと思って。毛があったほうが自然体でいいんじゃない?」
私の体を気遣う優しい主人の言葉にすっかり心が動かされ、ハイジーナ脱毛の契約は途中で解除。あそこの毛量は目立った変化もなく、3回の施術料+解約手数料などで2万円ほど無駄使いをして幕を閉じました。
うかつにハイジーナ脱毛をする前に確認しておきたいこと
最近になって「あの時、ハイジーナ脱毛を途中でやめておいて本当に良かったなぁ」と思うことが多々あります。
例えば、産婦人科へ行ったとき。
私は今妊娠をしているので、月1で検診に通っているのですが、年配の先生にアソコを見られるのはけっこう恥ずかしいことです。これでもし毛がなかったら…と思うと、「もう、最近の若い子は」と説教をされるんじゃないかとビクビクしてしまいます。
出産のときなんて、助産師さんやお医者さんなど同時に複数の人にアソコを見られますよね。さらに里帰り出産をして、自分の母親が分娩室で一緒に立ち会ってくれたとしたら、どうでしょうか。
「あ、あんたどうしてツルツルなのよ!どうしたのよ!?」とお母さんも目のやり場に困ってしまいます。
彼氏や旦那さんにパイパンを見られても平気だったとしても、年配の方や自分の親に見られることを考えるともう少し慎重になったほうがいいと思うのです。
ブームはいずれ過ぎ去るもの
今でこそ「毛がないほうが美しい」とパイパンがもてはやされていますが、ブームはいずれ過ぎ去るものです。
下着からはみだした陰毛を自分でカットする分には構いません。しかし永久脱毛となると話は別。一度ツルツルにしたら元には戻せないのですから。
彼氏の言葉や一時の感情に流されて、数年後に後悔することのないように気を付けましょうね。