最高のオーガズムを感じるために、挿入で大切にしたいこと

file2181347544194男性はセックスで女性を満足させるために、挿入のときはいろんな体位を試そうとしてきます。

「俺はこんなこともできるんだぞ~」と言わんばかしに持ち札を小出ししてきますが、そんなゲームに付き合う側の女性は、正直疲れてしまいますよね。

セックスがオラオラ系の男性と付き合ってしまったために、挿入そのものに苦手意識を持ってしまう女性も少なくありません。

挿入というのは、本来、ふたりでクライマックスに達し、心身ともに満たされる時間です。その楽しみ方を知らないということは、セックスの醍醐味を味わっていないことと同じ。彼と一緒に最高のオーガズムを感じるために、挿入で大切にしたいことを覚えておきましょう。

 

◆ピストン運動は、三浅一深が感じる

女性を満足させるセックスをわかっていない男性(特に若い子)は、とにかく激しくすればいいと思っています。立派なペニスを見せつけるように、膣の奥のほうまでガンガン突いてきますが、最初からこのリズムでは女性は感じません。

女性器には主に3つの性感帯「クリトリス・Gスポット・ポルチオ」があり、たしかに絶頂に達する瞬間に、膣の奥にあるポルチオを突かれると、子宮を貫通して頭の方までしびれるような快感が走るという人もいます。

でも、ポルチオで感じるには、鍵のかかった女性の体をひとつひとつ開けるように、流れをつくることがとても大切。クリトリスとGスポットをすっ飛ばして、いきなり奥まで攻めるなんてルール違反なんですね。

丁寧にクリトリスを愛撫して、ペニスの先のほうでGスポットをテンポよく刺激しながら、女性の興奮の高まりにあわせて10回に1回ぐらい奥まで突いて、しばらく静止する。これが感じるための基本です。

このピストン運動を「三浅一深(三回浅めに挿入してから、一回だけ深く入れる)」と呼ぶ人もいますが、こうやって手前で焦らしながら動いてもらうと、女性も気持ち良くなれます。

 

◆キスや愛のささやきを大切に

キスや抱擁は、女性が性的興奮を高めるために欠かせないふれあいです。しかし挿入のとき、男性は腰をふることに意識が集中してしまい、キスや愛撫を忘れがちになります。

そういうときは、女性のほうから「キスして」とおねだりするといいでしょう。ときには、ペニスを入れた状態で、静止して抱きしめあう時間を持つのも新鮮かもしれません。

また、男性からは人気のある「後背位」ですが、「顔が離れていると寂しい」と感じる女性も多いようです。女性の心に「寂しい」という気持ちがうまれてしまうと、どんな体位であっても満足することはできません。遠慮せずに、彼に「寂しいからもっと顔を近づけて」とお願いしてくださいね。

 

◆脚は閉じたほうがイキやすい

体位についてもうひとつ覚えておいてほしいのが、脚は閉じたほうが感じやすいということ。マスターベーションをするときのことを思い出すと、脚はピンと伸ばしている人が多いですよね。セックスもそれとおなじ。

アダルトビデオの影響なのか、股を開きたがる男性ってすごく多いのですが、それでは女性はイキにくいので、「私は、脚閉じたほうが感じるの」と打ち明けてみてくださいね。