「前戯はいいけど、挿入したら醒める」という声をよく聞きます。「彼のモノが大きすぎてつらい」「硬さが足りなくて入っている感じがしない」など、性器の相性で悩む人が多いようです。はたして、セックスの快感とペニスのサイズって、関係はあるのでしょうか。
ペニスのサイズは十人十色!
何人かの男性とセックスをすると、「私は大きい人が好き」とか「亀頭の大きさが大事」など、ペニスにこだわりを持つようになりますよね。もちろん、自分の好みを知ることはいいですが、あまりそれにとらわれてしまうと、セックスの快感が半減してしまうことも。
食べ物や異性のタイプなど何でもそうですが、人間の好みは日々変化するもの。ペニスの好き嫌いだって、大好きだった元彼のモノが大きくて硬かったら、それ以降にセックスをするときも「同等のサイズでなきゃ満たされないもん」と思い込んでしまうのです。
でもそれって、「お前の膣はゆるい」というふざけたことを言う男とやってることは同じ。相手にすごく失礼ですよね。
気持ち良いセックスをするために大切なのは、自分と相手の体を受け入れること。ペニスをながめているだけで「愛おしい」と思える相手でないと、セックスをしてはいけないのです。
快感は自分で引き寄せるもの
とはいえ、「どうしてもサイズが気になる相手だっている」という反論もあるでしょう。「元彼は最高だったけど、今彼のはいまいち」と心のどこかで思ってしまう気持ちもわかります。そんなときは、すぐにあきらめたりせず、感じるための工夫をしてほしいところ。
快感は、自分でコントロール可能です。彼のピストンに身を任せるだけでなく、自分から動いて当たりのいいところを探したり、サイズにあわせて体位や挿入の深さを変えてみてください。
ペニスを彼の分身だと思って、優しく包み込むようなイメージを持ってみて。どうやって包み込めば彼が気持ちよくなれるか想像してみれば、新たな快感に出会えるはず。
セックスの思い込みは捨てよう!
挿入といえば、「正常位」がスタンダードという人が多いのでは。しかしその認識は日本だけ。海外では、バックや騎乗位が主流の国もあります。
同じように「セックスは挿入と射精でフィニッシュするもの」「ペニスを入れたらひたすら腰を振るもの」といった思い込みを強くもちすぎると、セックスの快感はますます遠のきます。
思い当たる節があった方は、彼と向きあって、「私から動いてみたい」「最初は浅めが好き」など、話し合いをしてみて。2人にとってベストなセックスを探ってみてくださいね。