「ああやらなきゃよかった…」セックスで傷つかないための心構え

愛する人とのセックスは心と身体を癒す最高の娯楽。肌の触れ合いを通して「言葉」以上に深いコミュニケーションがとれることもあります。良いセックスは私たちに自信を与え、人生を充実したものに変えてくれるもの。

ところがセックスとの向き合い方を間違えると、時としてセックスが私たちを傷つけることもあります。「ヤルんじゃなかった」と後悔した経験、皆さんも一度ぐらいあるのではないでしょうか。そこで今回は、セックスで傷つかないための心構えについてまとめていきたいと思います。

セックスを恋の駆け引きに利用してはならない

自由恋愛が一般化した現代社会において、恋愛とセックスは切っても切り離せない関係にあるもの。付き合ってからセックスという流れが安心できるという女性は多いと思いますが、男女の関係はいつも想定通りに進むわけではないですよね。

好きな人と飲みに行って、このまま一晩過ごしたいなぁと自分の性欲に負けてしまったり、相手の押しの強さにずるずるとホテルへ行ってしまうこともあるでしょう。

二人の関係が曖昧な段階でセックスしてしまうと、女性は途端にその恋に対して弱気になります。「このまま都合のいい女になったらどうしよう?」そんな不安が楽しいはずの恋を窮屈なものへと変えてしまうのです。

どんなに相手を思う気持ちが強くても、不安やストレスの多い恋愛は長続きしません。ましてや先に体を提供してしまったことに対して後ろめたさを感じていると、その余裕のなさが相手にも伝わり、男性がつけあがる原因にもなるのです。

セックスで傷つかないためにも、相手の気持ちを独占するための道具としてセックスを利用することがあってはなりません。

セックスは自分の快楽のためにしよう!

付き合う前に好きな人とセックスをしても、後悔する人とそうでない人がいます。前者は先ほどもお伝えした通り、恋の駆け引きのためにセックスをしている人。一方で後者は、自分の快楽のためにセックスをしている人です。

後者の人は自分の欲求に素直で、気持ちのいいことが大好き。だから仮にその恋がうまくいかなかったとしても、「楽しいセックスができたしそれでいいかな」と割り切れるのです。

後悔のないセックスをするためにも、ベッドの上では自分の欲求を積極的に伝えていくことが大切。相手にどう思われるかが気になって、「こんなことしたい!」と言えない場合、その人とはセックスすべきではないのです。

自分の心と身体を大切にしたセックスを

セックスにはリスクが付き物です。性感染症、妊娠など、自分の身体を傷つけることのないように安全なセックスを心がけましょう。

「避妊は男性がしてくれるもの」というのは、あまりにも幼稚で無責任な考え方です。コンドームを持ち歩いたり、ピルを服用したり、自分の身体は自分で守っていきましょう。

また、自分が不快に感じるプレイは無理をして応じることはありません。お互いが望むことをするのが幸せなセックスです。

「セックスしたい」という欲求を前向きにとらえよう

好きな人ができれば「触れ合いたい」「近づきたい」と思うのは、自然なこと。自分の性欲に対して否定的な考えをお持ちの方は、まずそうした欲求を素直に受け入れることからはじめてみましょう。

自分の心の声に耳を傾けることができれば、「ヤルんじゃなかった」とセックスで後悔する回数も減るはずです。自分の心と身体を傷つけないためのルールを心得て、幸せなセックスをたくさん経験してくださいね。