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セックスが終わると、すぐにシャワーを浴びに行ってしまったり、洋服を着て携帯をいじり始めたり。男性のなにげない行動に「なんて無神経なヒトなの？！」と腹が立ったことはありませんか。
「本当はベッドの中で彼に腕枕をされながら、まどろんでいたい」と思っていても、その本音を察してくれる男性って少ないもの。
事後にすれ違う、男女の要求。どう受け止めればいいのでしょうか。
◆セックス後に男女がすれ違うわけ
セックス後も甘い余韻に浸りたいという女性の要求に反して、すぐに眠りについてしまう男性は多いですよね。そんな男性の態度に「冷たい」「愛情がない」と感じる女性のために、ある研究をご紹介しましょう。
フランスの研究によると、男性をセックス後に襲う「眠気」は、生理現象のようなもので、自分の意思ではコントロールができないものであることわかりました。
フランスの神経学者・Serge Stoleru氏が行った実験によると、セックス前と後の男性の脳をスキャンしたところ、セックスの後では人の思考をつかさどる大脳皮質の働きが停止し、側頭葉と扁桃体から性欲を減退させる信号が発せられていることが明らかになりました。
このとき、男性は、性的なものに対し反応しない「無反応期（=賢者タイム）」の状態で、さらにオキシトシンやセロトニンなど眠気を誘う物質も分泌されるため、極度の眠気に襲われるというわけです。
一方で、女性の体は、セックス後もなかなか快感が覚めません。大半の女性が「事後もじっとベッドの中で体を休めていたい」「彼とイチャイチャしていたい」と思うものです。これは本能的に備わっている感覚で、妊娠をしやすくするためともいわれています。
セックス後にすぐに冷静になる男性と、恍惚と余韻に浸る女性。そこにすれ違いが起こるんですね。
◆セックス後もベッドの中で過ごすのがマナー
LCラブコスメティックが行ったアンケートによると、「腕枕でずっとキスしていたい」「抱き合ってお話する」など、セックス後もスキンシップや会話を大切にしたいと回答した女性が7割を超えていました。
女性が事後に求めるのは、愛情の確認です。
欲求が満たされたあとというのは、男性の素があらわになる瞬間でもあります。眠そうにする彼に対して、あなたが「もう少しイチャイチャしていたいのに」といったときに、「疲れてるんだから、しょうがないだろ」と喧嘩腰になる彼は、まだ愛するスキルが足りていません。すぐに女性から離れて、タバコをすったり、シャワーを浴びてしまう男性も同様でしょう。
どうせ付き合うなら、セックスの後も気配りができる、やさしい人を選びたいですね。
