クリトリスの正しい洗い方は?女性器のにおいやかゆみを予防する方法

最近彼がクンニをしてくれなくなった……。
生理でもないのに洋服の上からでももわっとアソコのにおいが気になる。

誰にも言えないけれどひそかに「デリケートゾーンのにおいやかゆみで悩んでいる」という女性は多いですよね。久々のセックスでパンツを下すのも気が引ける……なんてことにならないように、まずは「女性器の洗い方」を見直してみて。

今回はデリケートゾーンのトラブルを予防する、クリトリスの洗い方をご紹介します。

女性器は想像以上に「恥垢」がたまりやすい!

この事実を言うと、ますます男性のクンニ離れが進んでしまいそうなので、あまり彼らの耳には入らないようにしてほしいのですが、実は女性器って私たちが思っている以上に、とても汚れが溜まりやすい場所です。

しわしわとした小陰唇や陰毛がトイレットペーパーやおりもののカスを巻き込みやすく、毎日お風呂に入って清潔にしていても、丸一日経つとぷわ~んとにおいが発生してしまいます。

加えて、女性は生理でナプキンをつけたり、きついガードルを使用したりしますよね。そうすると下着の中はムレムレ状態。体調やホルモンバランスの影響でおりものの量が増えると、さらに垢が溜まりやすくなります。

クリトリスや小陰唇の溝は「恥垢」の宝庫!

女性器のなかでも「小陰唇の溝、クリトリスの皮」は、恥垢(ちこう)と呼ばれる、白いカスがたまりやすい場所です。

恥垢とは、皮脂やおりものが合わさってできる、酒かすのような発酵物質のこと、チーズのような発酵臭がします。そのまま放っておくと、においだけでなく、炎症や病気の原因にもなるので、毎日きれいに洗い流して、清潔な状態を保っておくことが大切です。

普段、なんとなく石鹸の泡をつけて終わり……という人は、指の腹を使って、部位ごとに丁寧に洗うようにしましょう。間違っても、セックスのときに男性の前で“白いカス”をみせることのないように注意してくださいね。

こうすれば臭わない!女性器の洗い方

デリケートゾーンのにおいやかゆみを防止するには、毎日のケアが欠かせません。ここでは、女性器の正しい洗い方をご紹介します。

石鹸は使用せず、シャワーで優しく洗い流す程度でOK。膣の中に指はいれずに、垢が溜まりやすい「クリトリスの包皮や小陰唇」を中心に洗っていきましょう。

クリトリスの洗い方

クリトリスは、敏感な場所なので、皮の上から指の腹で円を描くようにして洗います。洗っているうちにクリトリスが勃起してきたら、優しく皮をむいて、撫でるように動かしてあげるといいでしょう。

小陰唇、大陰唇の洗い方

小陰唇と大陰唇は垢が溜まりやすいので、片方の親指と人差し指でしわしわとした溝を開くようにして、もう一方の手の中指か人差し指で優しく洗います。爪でひっかかないように気を付けながら、指の腹をつかって縦に動かすようにするとポロポロと垢が落ちますよ。

デリケートゾーンのにおいを予防する便利なグッズ

においが気になるとつい石鹸でゴシゴシと洗いたくなりますが、市販の石鹸を使うのはゼッタイにNG!

実は私も、においが気になるときはボディーソープをつけてゴシゴシと洗っていました。

しかし女性の膣内は、雑菌の繁殖を防ぐために酸性から弱酸性で保たれています。そのため、市販の石鹸(アルカリ性)で洗ってしまうと、膣の自浄作用が低下し、カンジタになったりにおいがきつくなったりするそうなのです。

どうしてもにおいが気になるときは、「ジャムウ・ハーバルソープ」など、デリケートゾーン専用の石鹸を使うようにしましょう。LCラブコスメティックの「ジャムウ」なら、デリケートゾーンのにおいはもちろん、黒ずみまでケアしてくれて一石二鳥ですよ。

デリケートゾーンのにおいケアは、セックスのときのエチケット。お肌のお手入れと同じぐらい気を遣って、毎日の習慣にしたいものです。

毎日清潔に洗っているのに、かゆみやにおいが解消されない…という場合は、性感染症のおそれもあるので、早めに婦人科を受診してくださいね。