彼氏が早漏。挿入時間を長持ちさせる体位とは?

file00059119745挿入してわずか3ピストンでイってしまう彼に「気にしてないから大丈夫だよ」なんて笑顔をみせていませんか。

もちろん、挿入がセックスのすべてというわけではないけれど、彼のペニスをたっぷりと味わう前にフィニッシュされてしまうと切ないもの。「もっと彼と長い時間、一緒になっていたいのに・・」と思うのが女の本音ですよね。

そこで今回は、スローセックスの伝道師・アダム徳永さんの著書を参考に、挿入の時間を長持ちさせる体位をご紹介します。

命取りの体位とは?

著書のなかで、アダム徳永さんは、「もっともスタンダードな体位と言われている「正常位」が男性の早漏を助長させる」と指摘しています。

「正常位の時に男性の体勢は前傾姿勢になります。男性の射精メカニズムには、神経に過敏にする交感神経が優位に立つため、膣とペニスの摩擦による刺激に敏感になりやすいうえ、腰も自由に動かすにはもってこいの体位ですから、完全なる攻撃モードの状態に突入しやすいのです。

持続力に自信のない男性なら、あっという間に射精してしまうのは無理もありません。まさに『射精位』とでも呼ぶべき危険な体位ですから、早漏気味の男性がセックスを正常ぐらいから始めるのは自爆行為といえます」

正常位は、男性が主体的に動くスタイルなので、女性はリラックスして快感に集中することができます。そのため、彼にほかの体位をリクエストされない限り、そのまま受け入れるという人が多いことでしょう。でもまさか、この体位が命取りになっていたとは驚きですよね。

早漏くんにおすすめの体位

逆に、彼のペニスをできるだけ長く持たせたいという人は、騎乗位がおすすめなのだそう。男性が主体で動く正常位と比べて、騎乗位は女性が優位に立つ体位なので、男性はリラックス状態になり、興奮も抑えられるようです。悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。

また男性は、興奮を高めるために「性器の結合部分」を見たがる人が多いのですが、これも早漏の原因になります。視覚的な刺激の強い「バック」や「対面座位」なども、おすすめしません。

心のケアも大切に

早漏の男性は、女性が思っている以上にじぶんの体質をコンプレックスに思っているものです。彼を責めたり、下手に慰めようとすると、彼の心を傷つけてしまいます。

かといって「まったく気にしていない素振り」をみせてしまうと、女性側の満足度は低下する一方ですよね。そういうときは、オーラルで先にイカせてもらってから挿入するなど、ふたりが満足できるスタイルを話し合って決めていくようにするといいかもしれませんね。

参考文献:アダム徳永『スローセックス実践入門』講談社+α新書