短小、早漏＆遅漏、包茎・・・男性がペニスに対して抱えるコンプレックスは実にさまざま。むしろ自慢したいムスコを持っている人のほうが少数派なのではないのでしょうか。そのなかでも「ふにゃちん」は代表的なお悩みです。
ペニスの硬さには個人差があるものの、あまりにも柔らかいペニスは、ED（勃起不全）や中折れ（膣内射精障害）などの症状を引き起こすことも多く、女性とのセックスで挿入や射精ができないことから関係がギクシャクしてしまうカップルも少なくないようです。
そこで今回は、ふにゃちんな彼とのセックスを楽しむための心構えについてお伝えしていきます。
目次
ふにゃちんに遭遇したときのNG言動
セックス中、ペニスが勃起しないとどうしても気まずい雰囲気が流れますよね。女性は「自分に魅力がないせい？」と責任を感じてしまう方もいるでしょう。
こういうときは、少し触ってみて勃起しないようであれば、フェラや手コキは控えたほうがいいです。ふにゃふにゃのペニスを何十分も凝視されるのは男性にとって苦痛です。
あからさまに不機嫌な態度を取ったり、「どうして勃たないの？私が悪いの？」とヒステリーになるのも絶対ダメ！
私の経験からお話しすると、男性のペニスが勃たないときは、無理にセックスするのをやめて、彼に抱きつき「こうしてくっついてるだけで気持ちいい！」と明るく言うとよろこばれます。
セックスがうまくいかなくて女性が頭を抱えているとき、男性はその何倍もプレッシャーと責任を感じています。「男として情けない」「彼女に申し訳ない」という思いで胸が苦しくなるのです。
女性のほうが「気にしていない素振り」を見せることで、男性の心は軽くなるのです。ちょっとしたやさしさを忘れないことが大切ですね。
ペニスが勃起しない理由はこんなにある！
せっかく惹かれ合うもの同士が肌を重ねあわせているのに、ふにゃちんの壁にぶち当たり、なんとなく二人の間に距離がうまれてしまうのは悲しいことですよね。こんなときは、感情的になるのではなく、まず男性の体の構造について正しい知識を持っておくことが大切です。
男性のペニスが勃起しない理由は主に6つ。①緊張している、②過去のトラウマ、③マンネリ気味、④ストレスを抱えている、⑤健康上の問題、⑥加齢によるものです。それぞれ詳しく解説していきましょう。
1.緊張している
セックスに慣れていなかったり、久しぶりのセックスだったりすると、緊張して思うように勃起しないことがあります。あらかじめ軽くお酒を飲むなどして、リラックスできる環境を整えると改善されます。
2.過去のトラウマ
過去に勃起しなかった経験を持つ男性は、セックスのたびにその光景が頭に浮かび、「また同じ失敗を繰り返したらどうしよう」と不安になるケースも。勃起しなかったときに女性からからかわれたり、冷たくあしらわれたりした場合は、トラウマを引きずりやすいようです。
3.マンネリ気味
何度もセックスをしていると女性の裸も見慣れてきて、ベッドインしてもセクシャルな気分になれないこともあります。女性の「濡れ不足」と同じ現象ですね。
4.ストレスを抱えている
仕事や人間関係で大きなストレスを抱えていると、夜ベッドに入ってもそのことが頭から離れずに、性欲が湧かないということも。とくに日本人は勤勉でまじめな人が多いため、ストレスの影響を受けやすいようです。
5.健康上の問題
過度な飲酒やたばこ、添加物だらけの栄養の偏った食生活は、EDの原因になるといわれています。デスクワークばかりで運動不足の男性も要注意！筋力不足は性欲減退につながります。
6.加齢によるもの
男性の性欲は10代後半がピーク。その後はゆるやかに低下していきます。40代、50代になると性欲減退を感じる人も。ちなみに私のパートナーも40代ですが、若い男性と比べるとそれほど性欲はありません。私だけ満足させて終わることもよくあります。オーガズムはレディファーストが基本なので、セックスで何度もイキたい私にとってはすごく快適です。
ふにゃちんセックスの意外なメリット
ペニスが萎えやすい男性とのセックスで悩む女性は多いですが、ふにゃちんには意外なメリットがあることをご存知でしょうか。
それは「おまんこが擦れて痛くならないこと」です。かたくて太いペニスは見た目のインパクトがありますが、ピストン運動によって膣口が傷つくこともあります。
その点、ふにゃふにゃのペニスならおまんこの摩擦ですこしずつ大きくなるので、性交痛を感じる心配がないのです。
私も経験があるのですが、やわらかいシリコンを挿入されてる感じで、気持ちいいです。最初からフェラで大きくしちゃうのはもったいないですよ！
女性からできることは？
ふにゃちんを挿入したら、ゆっくりとピストン運動をしながら膣圧でペニスを締め付けるようにします。おまんこでバキュームフェラをするように、膣口をきゅっとすぼめて力をいれてみてください。
うまくいけばペニスが少しずつおおきくなる様子が伝わってきて、興奮が高まります。自分の体に欲情してくれているとわかると、喜びもひとしおでしょう。
ふにゃちんセックスの注意点
ふにゃちんセックスの難点は、ペニスが抜けやすいこと。挿入するときはペニスに手を添えたまま、あそこに押し込んでみましょう。正常位では女性が、騎乗位では男性がペニスを握るようにすると、密着感をキープしたまま挿入することができます。
ピストン運動がはじまってもペニスかたくなるまでは、激しい抜き差しは厳禁！お互いの股関節をぴったりこすり合わせるようにして、深めの挿入のまま小刻みな動きを心がけてみてくださいね。
ふにゃちんは個性！広い心で愛してあげよう
短小、早漏、包茎、ふにゃちん・・・どれもコンプレックスとして語られることが多いのですが、見方を変えればすべて個性です。
「硬くないと気持ちよくない！」「長さがないと物足りない」というのは、ないものねだりをしているだけにすぎません。
セックスは工夫次第でいくらでも改善できます。広い心をもって彼の“個性”を受け止め、愛してあげてくださいね。
