セックスでイキにくくなるオナニーのやり方(男性編)

以前、「セックスでイキにくくなるオナニースタイル」という記事を書きましたが、セックスでイケないというのは女性だけのお悩みではありません。実は女性の膣でイケないという男性も意外と多いんです。

性欲はある。勃起もする。挿入もできる。でもどんなにピストン運動を繰り返しても、フィニッシュまで迎えることができない。

いわゆる「膣内射精障害」ですね。女性の膣でイケない…となると、女性側は「私の体に何か問題があるのかな?」と不安になり、なんとなく関係がギクシャクしてしまうものですよね。

でもひょっとしたらその原因は、彼の「オナニーのやり方」に問題があるのかもしれません。ここでは、セックスでイキにくくなる、オナニーのやり方をまとめてご紹介します。

床オナ二―

うつぶせの姿勢で床やベッドなどに股間をこすりつけるオナニーのこと。別名・床オナ、こすりつけオナニーとも呼ばれています。これは自分の体重をつかって相当な圧力がペニスにかかるため、強い刺激で快感が得られるようになります。

医療の現場でも「床オナは膣内射精障害になりやすいので注意が必要」と懸念されています。私の知り合い夫婦にも、旦那さんが昔から「床オナ」をしてきたために、「子どもがほしいのにセックスできなくて困る」と悩んでいる方がいました。

この方はたまたま旦那さんから相談を受け、話を聞くなかで発覚したのですが、オナニーのことって夫婦間であってもなかなか話題にしないカップルは多いものです。そうなると根本的な原因を特定するのに時間がかかり、わだかまりが残ってしまうようです。

足ピンオナニー

足ピンオナニーとは、つま先をピンと伸ばしてするオナニーのこと。このやり方をしている人は、女性にも多いです。

通常、オーガズムを迎えるときはお尻や太ももの筋肉をうまく使うのがポイントとなります。足を伸ばしていると下半身に力を入れやすくなるため、スムーズにオーガズムに到達しやすくなります。

しかし実際のセックスでは足を曲げた状態での体位がほとんどなので、足ピンに慣れてしまうと「セックスではイケない」といった状況が起こりやすくなるのです。この場合はそれほど深刻ではありません。

いつも通りに挿入をしたら、少しずつお互いの体をスライドさせ、足ピンスタイルに変化させればほぼ問題なく射精することができるでしょう。ただしこれでは体位が限定されてしまうため、時間をかけてオナニーのやり方を根本から見直すことも必要かもしれません。

力が強すぎる

ペニスを握るときの圧力が強すぎる場合も要注意です。強いグリップに慣れてしまうと、女性の膣圧では満足できないことがあるようです。本当は男性のオナニーのやり方が原因なのに、「お前のアソコってゆるいな」なんて言われたらショックですよね。

このタイプの男性は手コキをしているときに「もっと強く握って」とオーダーしてきます。試しに男性の目の前に手首を差し出して、「どのぐらいの強さがいい?」と聞いてみてください。

もし雑巾絞りをするように「ぎゅ!」と握ってきたら要注意。もうすこし弱い力でもイケるようにオナニーのやり方を工夫してもらいましょう。

過激ポルノ

最近多いのが「ポルノを見過ぎて生身の女性に興奮できない」というケース。「二次元しか愛せない」など、特定のおかずがないと興奮できない状態まで陥ってしまうとかなり深刻です。

最近はスマホさえあれば無料でポルノが見られます。海外サイトの映像ならモザイク加工されておらず、かなり過激な演出も多くあります。セックスを経験する前にこういう映像を見慣れてしまうと、いざ女性の裸を目にしてもムラムラできなくなってしまうそうです。

1番手っ取り早いのは、男性にオナニーのやり方を尋ねてしまうこと。「もっとうまくなりたいから!」という口実で、さりげなく聞き出してみるといいでしょう。