意外と知らない?男性器のしくみをわかりやすく解説!

セックスのたびにご対面する彼の性器。普段何気なく触ったり、舐めたりしているけれど、実はどんな構造をしているのか詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、意外と知られていない「男性器の仕組み」を分かりやすく解説!きちんとお勉強して、彼をもっと喜ばせてあげてくださいね。

陰茎

まずはメインとなる部分から。陰茎(いんけい)とは「棒状」の器官を指します。中心には尿と精液の通り道となる「尿道」があり、その周りを「海綿体」というスポンジ状の勃起性組織が覆っています。

普段はふにゃふにゃとやわらかい陰茎ですが、性的に興奮してくると海綿体に大量の血液が流れ込み、勃起します。勃起したペニスはカチカチに硬くなりますが、無理に曲げたりそらせたりすると、海綿体を包む「白膜」という組織が破れて内出血を起こす可能性もあるので、扱い方には注意が必要です。

亀頭

陰茎の先端部分が「亀頭(きとう)」です。これは文字通り、亀のような形をしているため、「亀頭」と呼ばれるようになったそうです。

発生学的には、亀頭は女性のクリトリスと同じものと言われており、多くの神経細胞が集まっているため、非常に敏感な部位です。

フェラチオの時は、歯が当たらないように気を付けながら、舌や唇などでソフトな刺激を心掛けてくださいね。

裏筋

裏筋は、亀頭と包皮をつなぐ筋状の組織のこと。男性器のなかでも最も敏感な部位と言われています。包皮が下に引っ張られた瞬間に快感が走るので、手コキをするときに意識してみると、男性が感じやすくなるはず。

鈴口

尿や精液が出るところ。鈴の割れ目に似ていることから「鈴口」と呼ばれるようになったそうです。別名では「尿道口」ともいいます。

亀頭の中でもとくに神経が集中している部分。口を少しだけ開いて舌先をチロチロと動かすと感じる人もいますが、なかには「痛いだけ」という人もいるので、事前に確認してから行ったほうがよさそう。

カリ

亀頭の下にある「えら状」に張り出た部分です。カリの役割には諸説ありますが、「ほかの男性の精子を書き出す働きがある」というのが有力です。フェラの時は、段差を意識して、舌全体でヌルヌルとなめるのがポイント。

陰嚢

ペニスに夢中になってつい存在を忘れがちなのが、陰嚢(いんのう)です。いわゆる「金玉」のことですね。袋の中には、精子を作る工場である「精巣」や精子の通り道である「精管」などが入っています。

発生学的には女性の大陰唇にあたる部分です。精子は非常に熱に弱いため、陰嚢には温度調節をする機能が備わっています。寒いところでは縮こまり、夏の暑いときにはだらーんと垂れ下がっているのは、そのせいです。

陰茎とはまた違った快感があるため、フェラのときにたまーに寄り道をしてみるといいスパイスとなるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。