アナル(肛門)は神経が密集していて男女ともに感じやすい部分です。セックスがマンネリ気味だったり、新たな欲望に火をつけたいと思ったら、趣向を変えて、彼を「アナルプレイ」に誘ってみてはいかがでしょうか。
ここでは、初心者さんでも楽しめる「アナルプレイ」の方法をご紹介します。
初めてのアナルプレイ、どう誘えばいい?
新しい性感帯に興味はあっても、初めてのことだと、彼にどう切り出したらいいのかわからないという方も多いですよね。
おすすめの誘い方は、セックスの最中に彼の耳元で「新しいことをしてみたい!」とささやくだけ。
「どんなことしたいの?」と聞かれたら、「この前、雑誌で読んだんだけど、お尻の穴って触ると気持ちいいんだって」と軽いトーンで伝えます。
いきなりアナルに触れるのはNG!
彼から合意が得られたら、いよいよプレイ開始。ですが、いきなりお尻の穴を触ったり、舐めたりしてはいけません。肛門は排泄器官なので、細菌がうようよしているので、あらかじめ清潔にしておく必要があります。
洗浄方法は、湯船につかって直腸壁に付着している便のカスを洗い流します。最近はネット通販で肛門洗浄用の浣腸器が販売されているようなので、そういったものを活用してもいいでしょう。
ローションの用意も忘れずに。アナルセックスに使用するなら、シリコンベースの潤滑剤がおすすめ。
ほかのものに比べて、潤滑力が強く、持続力にも優れています。膣と違い、肛門には自然にうるおう機能がないため、ローションはたっぷり使うようにしましょう。
指でなぞる
肛門周辺は知覚神経が密集していて、男性の場合はそれが前立腺に及んでいます。そのため、肛門を軽くくすぐるだけでも、気持ち良いと感じる人は大勢いるのです。
指先だけの愛撫であれば、ローションも必要ありません。フェラチオをしながら会陰部や陰嚢などを愛撫してあげると、さらに快感が増すはず。
シックスナインの姿勢で、2人一緒にアナルを攻めてみてもいいでしょう。彼の真似をするようにアナルを愛撫して、「こんな感じが気持ち良い~」と会話をすれば、お互いの性感帯を知ることができます。
アニリングスに挑戦
アニリングスとは、肛門を舐めること。直接舐めるのに抵抗があったり、細菌や性感染症の感染が不安な場合は、デンタルダムというオーラルセックス専用のコンドームを使用することをおすすめします。コンドームを切り開いて代用するのもあり。
肛門を舐めるときは優しく。彼の反応をみながら、舌を大きく前後左右に動かしたり、舌をなかに挿入させたりしてみるのもいいでしょう。
挿入はゆっくり少しずつ
挿入時のルールは2つ。
1.コンドームの着用
2.肛門に入れた指やペニスをそのまま膣に挿入しないこと
アナルセックスは、非常にデリケートなプレイです。行為をするときは、お互いの信頼関係が必要とされます。
まずはローションを塗って、指を1本ずつ挿入しながら、ゆっくりほぐします。締まっている肛門にいきなり無理に挿入すると、肛門を傷つけるおそれがあるので、無理は禁物。
ふたりでプレイしてうまくいかない場合は、オナニーのときに自分で肛門に指を挿入して、トレーニングをしてみるといいでしょう。
海外ではポピュラーなアナルプレイですが、日本人にはまだあまり馴染みがなく、タブー視している人も多くいます。
プレイをするときは、お互いの合意のもと、無理をしないこと。肛門洗浄などの事前準備をきちんとしてから安全に楽しみたいですね。