「挿入=セックス」という思い込みがセックスレスを招く!

セックスレスは、お互いに健康なのに月に1回以上性行為をしないことと定義されていますが、一緒に暮らしていると月イチってあっという間なんですよね。

大切なのはセックスの回数にこだわるのではなく、愛情が伝わるスキンシップを欠かさないこと。皆さんは普段、パートナーとのセックスで愛を感じているでしょうか?

セックスの定義を見直そう!

同年代の女性と話していて思うのですが、「キスからはじまり、挿入で終わる」というフルセットをセックスと思い込んでいる人がすごく多いんです。

セックスにマニュアルはありませんよ。絶対にコレをしなければならないルールなんてないんです。キスだけで終わる夜があってもいいし、クンニだけで満足する夜があってもいいのです。

毎回決まりきった流れでセックスをしていると、人間は飽きてしまいます。マンネリを感じると、「あぁ…また付き合わなくちゃいけないのか。早く寝たいのに」とセックスそのものが苦痛になることもあるでしょう。

こんな悲しいセックスなら、しないほうがマシ。セックスは本来、体と心の触れ合いと通したコミュニケーションです。その表現方法は、カップルの数だけ無数にあります。

もし「セックスは彼が射精するまで終われない」と思っているのなら、今すぐその思い込みは捨ててしまいましょう。

挿入は月1、女性のオーガズムは週1がちょうどいい

筆者の性生活を公開をすると、「挿入→射精あり」のセックスはこの1年間ぐらい月イチのペース。意外と少ないね…と言われますが、週に1回は彼が筆者のひとりエッチをお手伝いするのが日課になっているので、いつもセックスフル状態です。

たいてい筆者が「イキ寝しようかなぁ」といって、自分のパンツに手を伸ばすと、その横で彼がキスをしてくれたり、体を触ってくれたり、クンニをしてくれたり…。オーガズムに達するまで優しく見守ってくれます。そのあと彼が求めてくることもあるので、平均すると挿入ありのセックスは月1ですね。

こういうコミュニケーションがとれるようになると、お互いにストレスフリーでセックスを楽しむことができるようになります。

パートナーとセックスしたくない理由として「めんどくさい」という回答が女性に多いのは、相手の性欲にしょうがなく付き合うだけで、セックスを通して深い満足感が得られていない証拠だと思うのです。

どんなセックスがしたいのか。今一度、自分の胸に問いかけてみてください。

コースの話し合いを欠かさずに!

挿入なしだと、彼が満足してくれない……。20代、30代のカップルだとこんなお悩みも聞こえてきそうですね。

その場合も、話し合いが重要になってきます。

たとえば、「自分はしたくないけど、彼が求めてくる」という日は、挿入だけ受け入れてあげます。その代わり、長時間のフェラや前戯はナシと伝えましょう。

体位も正常位のみ。あえぎ声や感じてフリもせず、完全マグロ状態でもOKとします。

これだけの条件を並べれば、寝る前に5分ぐらい彼の要求に答えてあげればいいだけなので、それほど負担にはならないはずです。

長い間一緒に暮らしていると、性欲の強さやしたいタイミングにズレが生じてくるのは避けられないこと。大切なのは、マンネリの壁にぶつかった時に「自分はこうしたい」「ここまでなら付き合える」など、お互いの気持ちを打ち明けることです。