結婚するとセックスの回数が減る?いつまでも愛し合う秘訣とは

あまりおおっぴらには話すことのないセックスの話題。だからこそ、お隣さんのベッド事情って気になるもの。

コンドームメーカーの相模ゴムが行った調査によると、日本人がセックスをする回数は、平均月に2.1回。年代別では、20代が最も多く4.11回。年齢があがるにつれて男女ともに回数が減っています。

諸外国では平均して月4回程度のところが多く、多い国だと10回以上行っている国もあるのだとか。それらと比較すると、日本人はセックスに対して消極的な国民といえそうです。

1ヶ月のセックス回数。結婚すると消極的に

同調査で気になったのが、セックスをする相手と頻度に関する調査結果。

セックスパートナーを分類別に見ると、未婚者が交際相手と行う回数が月に4.1回であるのに対し、既婚者は1.7回。結婚をするとセックス回数が減ることが明らかになっています。

さらに同調査の別の質問でも、既婚者の55.2%が「自分たちはセックスレスだと思う」と感じているようです。

前問にて「セックスレスだと思う」と答えた人たちに、その理由を聞いてみると、男女ともに「相手がその気になってくれない(40.3%)」が最も多く、20代・30代の女性は、「忙しくて時間がない、疲れている、子どもや家族がいて機会が少ない」という回答が目立ちました。

かなり多くの人が「本当はもっとセックスをしたい」と思っているのに、なかなか希望通りにはいかない様子。独身の筆者にとっては、なんともコメントしがたい現実を突きつけられた感じです。

結婚前にセックスについて話し合う機会を持つ

結婚後にセックスレスで悩まないためにはどうすればいいのか。1つの対策として、普段からセックスについて、率直に話し合える関係を築いておくことが挙げられます。

交際歴が長く、心を許しあっているようにみえるカップルでも、2人のセクシャルな話題になると、途端に口を固くつぐんでしまう人は、意外と多いもの。

たとえ愛し合っている男女であっても、2人のセクシャルな部分の思いを、隠さずにオープンに話し合うことは、なかなかできないようです。

でも、本来であれば、「感じたこと」を素直に話し合うのは、ごく自然なことですよね。

特に、セックスは、異なる肉体をもった人間同士が重なり、快楽や愛を与え合う行為ですから、相手がどう感じているのか、言葉を使って、確認し合うのは、とても大切なことなのです。

もし、これまで付き合っている彼とセックスについてきちんと話し合った経験がないのであれば、一度腹を割って、互いのホンネを打ち明ける機会を持つといいでしょう。

「月に何回したいか」、「1回のセックスでかける時間」、「試してみたいプレイ」、「普段のセックスで不安に思っていること」など、さまざまな質問を投げかけて、「2人にとって、セックスがどのぐらい重要なのか」を確認しておきます。

もちろん、年齢や環境の変化によって、セックスに対する考え方が変わることはありますが、普段から話し合う習慣を持っておけば、どちらか一方が不満を感じたときも、歩み寄りのための議論がしやすくなります。

私たちにはセックスレスなんて無縁・・・と切り捨てずに、互いのセックス観と正面から向き合っておきたいですね。