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「体型に自信がないからセックスで積極的になれない」「経験が浅いから、どうやって彼を喜ばせたらいいのかわからない」など、セックスに関する悩みって尽きないもの。
誰かに聞いてほしいと思っても、なかなか相談相手を見つけるのは難しいですし、結局、いつも1人でモヤモヤしているという女性も多いのではないでしょうか。
◆彼「イケない体質なの?」、私「私って不感症?」
実は私も、昔付き合っていた恋人から「イケない体質なの?」と言われたことがショックで、悩んでいた時期がありました。
当時からオナニーはしていたものの、セックスの経験は浅かったので、今のように心身を解放することができず、セックスでオーガズムが得られるなんて、想像もしていませんでした。
そのときは、今よりも女性目線で書かれた性に関する情報が少なかったので、ネットで検索しても、胡散クサイ武勇伝ばかりが氾濫して、余計に不安になったのを覚えています。
「俺の彼女はキスをするだけでイケる」「毎回潮を吹いて失神ほど気持ちがいい」とか・・・。
今となっては、男性の勝手な妄想で書かれた投稿であることは、一目瞭然なのですが、当時は、性に関する知識や経験が少なかったので、「自分って不感症なんじゃないか」と悩んでいたのです。
◆コンプレックスはセックスの快感に蓋をする
セックスに関する問題は、1人で悩めば悩むほど、負のループから抜け出せなくなります。結果として、セックスに消極的になってしまうでしょう。
実際に私も、「イケない体質だ」と思い込むようになってから、「自分がセックスで気持ち良くなること」にあまり目を向けないようにしていました。
好きな人とセックスをしても、イったふりをして、「満足していない自分」を隠すばかり。コンプレックスばかりが気になって、心を閉ざしていたので、気持ちのいいセックスからどんどん遠ざかっていたのです。
こんな負のループにハマる前に、セックスの悩みは、パートナーに打ち明けてしまうのが、1番の解決策。
セックスのハウツー本を読んだり、経験豊富な友人に相談をしたりしても、やはり最後は、「2人の話し合い」が必要となります。
◆コンプレックスの告白は「女性から」
普段、恋人とセックスについて深い話をしないから、どうやって伝えたらいいのか分からない、という女性は、ぜひ勇気を出して、自分のコンプレックスを打ち明けることから始めてください。
男性の中には、自分から悩みを打ち明けたり、話し合ったりできないという人が多いものです。
それはなぜかというと、もちろん男性自身がはずかしいというのもありますが、多くの場合は、プライドが傷つけられるのでは、という不安があるからです。
実際、セックスの話をすると、「前戯は気持ちいいけど、挿入は気持ち良くない」「実は、一度もイったことがない」など、男性にとっては、おもわず耳が痛くなる事実が並んでしまいます。
セックスに関して、男性は、女性よりも精神的にデリケートなので、なるべく現実はみないでおこう・・・自分が信じたいものだけを信じよう、という発想になるのです。
ここは感情的な話が得意な女性のほうがリードをして、コンプレックスの告白をしてみましょう。
女性の方から悩みを打ち明けたり、わからないことを聞いたりすれば、男性だって「実は俺も早漏で・・・」など、心の内を明かしてくれるかもしれません。
セックスの悩みを解決するのは、まずパートナーと悩みを共有することが近道です。ぜひ素直な気持ちを伝えてみてくださいね。