「疲れてるからしたくない」は思い込み!セックスレスを解消する方法

「疲れてるからしたくない」は思い込み!セックスレスを解消する方法

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2010年度の「第5回男女の生活と意識に関する調査」(日本家族計画協会調べ)によると、セックスレスになる理由の第1位は、男性が「仕事で疲れている」、女性が「面倒くさい」なのだとか。

付き合い始めた頃は、毎日のようにセックスをしていた2人でも、だんだん「セックス=疲れること」「セックスするなら他の事に時間を使いたい」という理由で、どちらかが拒んだりして、自然と回数が減っていくというのは、よく聞く話。

でも、「仕事で疲れてるからしたくない」という男性の主張って、ただの言い訳か思い込みに過ぎないと思うのです。

 

◆本能的に、男は疲れている時こそ、セックスしたくなる生き物!

男性と話をしていると「体は疲れているはずはのに、ムラムラしてセックスしたくなることがある」という人がいます。これは、動物が命の危険に晒されたときに種を残そうとすることと同じで、人間にも本能が働くためです。

健康な男性であれば、本来、疲れているときこそ、「したくなるはず」なのです。

だからもし彼に「今日は疲れているから」とセックスを拒まれた場合、それは「疲れていて早く寝たい」のではなく、精神的なストレスや愛情の拒絶などが理由で、「セックスする気分になれない」という状況を疑ったほうがいいでしょう。

 

◆彼のホンネを聞き出してみよう!

愛する人からセックスを拒まれると、深く傷つき、感情的になってしまう気持ちもわかりますが、それでは状況がさらに悪化するばかり。

まずは、すぐセックスを求めるのではなく、ベッドに横になり、彼の話を聞いてあげてください。無理に「何かに悩んでない?」「どうしてなの?!」と強い口調で迫るのではなく、彼のことをよく観察して、小さな変化を気にかけることから始めてみましょう。

彼が「今日は会社でこんなことがあってさ・・・」と仕事の話をしてきたら、「そんなことがあったんだね」「大変だったね」と彼の気持ちに共感してあげます。

このとき、「男なのに情けない!」「もっとしっかりしてよ」と彼を否定したり、意見したりしてしまうと、男性は心を閉ざしてしまいます。

「私はいつでもあなたの味方だよ」という姿勢で接することで、彼に安心感を与えるようにしましょう。

 

◆疲れているときこそ、セックスでパワーをチャージ

平日遅くまで仕事をした後、心も身体も疲れているときだと、「1分でも早く眠りにつきたい」と思う気持ちも分かります。

でも実は、私たちの健康にとっては、セックスをしたほうが身体にいい、ということをご存知でしょうか。セックス後は、副交感神経が優位に働くため、深いリラックス状態になり、ぐっすり眠ることができるためです。

2人の絆を深めるためにも、セックスは欠かせない行為。「疲れたからやらない」のではなく、「疲れている時こそ、セックスで最高の癒しを実感する」。それがセックスレスの予防策ともいえるでしょう。

「今日は疲れたなぁ。エッチしてからねよう!」とお互いに求めあえる関係と上質なセックスを目指していきたいですね。