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セックスの好みについて、男性とフランクに話せていますか?
少し前よりは性にオープンな社会になっているとはいえ、まだまだ日本の女性は、セックスに関して「本音をいえない(いうべきではない)」と思ってしまっています。
それは愛する彼とのセックスでも同じ。なんでも話せる間柄でも、セックスのことだけは、タブーというカップルには意外と多いものです。
「どこをどうすると気持ちいいのか」が言い出しにくいという悪循環から抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか。
◆実は男性だって「本心を知りたい」と思っている
セックスのときは「恥じらい」や「奥ゆかしさ」を大切にしたほうが愛される。あまりずけずけと要望を伝えると、男性のプライドを傷つけてしまう。
こんなふうに考えて、「彼にしてほしいこと」をうまく伝えられずにいる女性は多いでしょう。でも、それは女性側の勝手な思い込みに過ぎません。
あるアンケートによると、「セックス中、彼女から“もっとこうして”と要望されたらどうするか」という質問に、男性の9割が「もっと頑張る」と回答しています。実は男性も「女性の本心を知りたい」と思っているのです。
男性は視覚と聴覚の刺激で興奮する生き物。セックスのときも女性のあえぎ声や感じている姿をみることが、最高の興奮剤になります。
だから、「要求なんてしたら彼に嫌われちゃうかも」などという気遣いは、早めに捨ててしまったほうが得。
◆相手に「してほしいこと」を聞くことから
とはいえ、自分の要望だけを伝えるのは恥ずかしいし、“注文の多いオンナ”と思われるのは絶対に避けたいですよね。
セックス・コミュニケーション術の基本は、「自分の願望を伝えるときは、相手にもしてほしいことを聞くこと」です。
交換条件にすれば角が立たずに済むし、お互いに「お楽しみ」を用意することで、男性のやる気もアップすることができます。
ただし、言葉にして伝えるときは、命令形はNG。「クンニしてよ」「もっとゆっくり動いて」などの言い方は、男性のプライドを傷つけてしまいます。
「ここを舐められるとうれしい」「ここを触られると気持ちいい」など、ポジティブな気持ちを表現した言い方を心がけて。すると男性も“押し付けられた気分”にならず、素直に要望を受け入れてくれます。
◆彼に「成功体験」を与えて、やる気をアップさせる
それからもう1つ覚えておいてほしいのが、彼があなたの望みをかなえてくれたときに「感謝の言葉」を伝えることです。
セックスの最中や終わった後に、「あんなに気持ちよかったの初めて。ありがとう」と激励の言葉を添えてあげると、とても効果的。
人は褒められると、脳内でドーパミンという快楽物質が分泌され、「また次も同じことをしてあげたい」という気持ちになります。
男性のほうがよりその傾向が強いといわれているので、「褒めて伸ばす」を基本に、彼にたくさんの成功体験を与えてあげましょう。