【妊活日記】セックスの回数と妊娠率の関係について

赤ちゃんが欲しい夫婦にとって気になるのがセックスの回数。「子作り」が目的のセックスになるとどうしても盛り下がってしまうし、男性側はプレッシャーに感じて「妻だけED」の症状に陥ることも少なくないそう。

そこで今回は、赤ちゃんを授かったカップルのセックス頻度と妊娠率の関係について紐解いていきたいと思います。

セックスの頻度は「週1回」がボーダーライン?

日本最大級の口コミサイト「ウィメンズパーク」が0カ月~1歳11カ月の赤ちゃんがいるたまひよ読者2000名を対象に実施したアンケートによれば、赤ちゃんを授かったタイミングで最も多かったのは「結婚後1年未満(27.0%)」。次いで、「1年~2年未満(20.6%)」、「結婚前(17.5%)」、「5年以上(9.3%)」という順でした。

約2割が授かり婚とは時代を反映していますね。授かり婚は「計画的に子作りをしたカップル」とは少し事情が異なるので除外して考えると、一般的には子作りを始めてから6割以上の夫婦が2年以内に赤ちゃんを授かっていることが分かります。

続いて、妊娠前の性生活の頻度についてみてみると、「週1回~2回(35.1%)」、「月2~3回(28.3%)」、「月1回程度(10.4%)」という順番でした。この数字、読者の皆さんはどう考えますか?

妊活中の私たちですが・・・

絶賛妊活中の私たちの性生活と比較してみましょう。私たちは結婚して半年の子なし夫婦です。過去三カ月のセックスの頻度は月2回程度。私は排卵日が近くなるとムラムラする傾向があるので、そのタイミングに彼を誘うことが多いですね。

「月2回で彼は大丈夫なの?」と聞かれることがありますが、本人に確認したところ「特に不満はない」とのこと。「ほぼ毎日一緒にお風呂に入っているし、同じベッドで寝ているし。くっついているだけで幸せだから」と言います。

我が家では1年前に犬を飼うようになってからセックスの頻度がガクッと減りました。私たちの間に犬が寝ているので、寝る前の「スキンシップ」が減ってしまったことも起因していると思います。

平日は「性欲<睡眠欲」という現実

あともうひとつ大きい要因としては、彼の仕事が忙しすぎることも考えられますね。去年の夏頃から部署が変わったことで急に帰りが遅くなりました。平日は朝9時半に出かけて、夜0時過ぎに帰ってきます。それから夕飯を食べて、テレビを見ながら夫婦の会話をしたら、次の日に備えて1時過ぎには寝てしまいます。

「疲れているからセックスできない」は言い訳!というコラムを数年前に書いた覚えがありますが、実際のところ、平日は「性欲よりも睡眠欲が勝ってしまう」というのが本音です。セックスをするタイミングは、圧倒的に「休日の朝」が多いです。

課題:セックスを楽しめる環境を整える

共働き夫婦の私たちはまさに現代の妊活カップルが直面する「セックスを楽しむ余裕がない」という壁を見上げているような気分です。

まずは、彼と一緒に過ごす時間を増やすことですね。この1年間は犬のお留守番をなるべく短くするために、お互いに始業時間をずらして働いていましたが、最近は私の仕事を少しセーブして、家にいる時間を増やしています。

「朝ご飯は一緒に食べる」「彼がいないときに家事を済ませて、二人の時間を確保する」など、時間のやりくりを工夫することで、以前よりも会話が増えてきました。

彼のほうから「たまには犬をペットホテルに預けて、雰囲気のいいホテルに泊まりたいよね」というお誘いが出たのもうれしい収穫です。子作りに関係なく、純粋にセックスを楽しめる環境を整えることが直近の課題ですね~。