約4割は夫とのセックスに満足と回答。結婚後の性生活、どう変わる?

file000582850807雑誌「anan」がまとめた2013版、二人の生活リアルレポートによると、結婚後の性生活にかける時間や頻度は減少傾向にあるものの、そのことに「満足していない」という意見は約3割と少数派であることがわかりました。

恋人同士から夫婦になると、ふたりのセックス事情はどう変わるのか?夫婦にとってセックスとはいかなるものなのか。今回はその真相に迫りたいと思います。

 

■現代夫婦のセックス頻度と時間

「結婚前と後で、夫とのセックスの回数に変化はあったか」という問いに対して、「減っている(42.3%)」、「セックスレスになった(18.2%)」、「やや減っている(15.9%)」など、約7割以上の夫婦が「結婚後にセックスの頻度は減った」と回答。また、「1回のセックスにかける時間」についても、結婚前は「1時間から1時間20分未満(36.7%)」が最も多かったのに対して、結婚後は「20分から40分未満(51.7%)」とあっさり派が半数以上を占めていることが明らかになりました。

妊娠や出産のタイミングでセックスレスになる夫婦は多いといわれているように、「家族」になると、子供を中心に生活がまわるため、しぜんとセックスは減少傾向になるようです。

 

■満足派は約4割。回数よりも「心のつながり」が大切

結婚をするとセックスが減ることは、ある程度予想できますが、そのことにネガティブな回答を寄せているのは意外にも「少数派」で、4割を超える女性は「夫との性生活に満足している」ことが明らかになりました。

アンケートによると、「お互いのことを愛していると感じられるセックスができているから」「本当に私を優先してくれるから」など、「心のつながり」が感じられるセックスができると、頻度や時間は少なくなっても、深い満足感を得られるとのこと。また「苦にならないペースだから」「あまり無理をしないセックスが楽でいい」など、お互いの体調やライフスタイルを気遣ったうえで、ちょうどいい頻度やセックスの内容を決めることが「セックスの満足度」にもつながることがわかりました。

セックスはあくまでもコミュニケーションのひとつであり、手をつないだり、腕を組んだり「日常的なスキンシップ」の延長線上に、相手への愛情や思いやりを表現する手段としてあるようです。

アンケートの中には、結婚をしても月に1回以上はデートをしたり、平日でも1日に平均1時間半は会話をしたりするなど、二人の時間を意識的につくろうと努力している夫婦が増えていることもわかりました。結婚をしてもお互いを「異性」として大切にしようと思って過ごすことが、セックスの満足度にもつながっているといえるでしょう。

 

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