夫婦共働きの我が家で実践している「セックスレス防止策」

私たちは、共働き子なしの夫婦です。彼は会社員、私は週2日IT系の会社に常駐で勤務、残りの3日はブログの更新や原稿を執筆しています。時間に融通のきく私がメインで家事を担当。

子どもがいないので子育てに追われることはありませんが、それでもふたりとも仕事をしているので平日は慌ただしいです。自由な時間は限られているなか、私たちがセックスを長く楽しみ続けるために気を付けていることを共有していきたいと思います。

セックスの頻度、時間、性欲の強さは?

まず、私たちの性生活について赤裸々にさらしていきましょう。私たちは結婚して半年の新婚カップルですが、すでに3年半同棲しているのでそれほど「ほやほや感」はありません。

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付き合いたての頃に月15回ペースだった夜の営みは、約3分の1に減っています。忙しいときはもう少し減ってしまうこともありますが……それでもスキンシップは欠かさないようにしています。内容にもよりますが、1回あたりのセックスは平均15~20分程度。あっさりしていることが多いです。

性欲はたぶん私の方が強いです。彼が仕事から帰ってくる前にオナニーをして、その晩にセックスをすることもあります。週に2~3回はオーガズムを感じないともやもやしてしまう体質です。

一方で、彼は月に1~2回出せばOKなタイプ。もう40歳を過ぎているので、年齢的なものも関係しているかもしれませんが、射精欲求は低めです。

平日に気を付けていること

私たちがセックスレスにならないために、日常生活のなかで気を付けていることをまとめていきましょう。まずは、平日編から。

彼が帰宅する前に家事を済ませておく

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仕事が終わって18時前に帰宅をしたら、一息ついてからたまった家事を一気に片付けます。部屋の掃除、夕飯の支度、犬の散歩・・・など。だいたい2~3時間ですね。

「10分でモップ掛け」「5分でトイレの掃除」など、時間を区切りゲーム感覚でサクサク片付けます。たまに疲れて寝てしまうこともあるのですが、基本は彼がいないときに家事を済ませておくようにしています。

1日10分でも早くお布団に入ることができれば、いちゃいちゃできる時間が増えます。これが1か月続くと、5時間…!ちりが積もれば…ですが、1日10分だけでも、就寝前に夫婦の会話ができるとほっとした気持ちで眠りにつくことができます。

疲れているときは頑張りすぎない

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これは共働き夫婦のあるあるだと思うのですが、おなじように仕事をしていても家事の負担って女性側にくることが多いんです。女性のほうが細かいことに気がつくし、マルチタスクも得意…という特性の違いも影響しているのでしょう。

我が家も、家事の負担は8:2で私の方が多くこなしています。最初の頃は、不満を募らせることも多かったのですが、最近はほどほどに力を抜くことを覚えていきました。疲れているときは、「私も仕事してるし、家事はそこそこでいいかな」と自分に言い聞かせて、ブレーキをかけます。

近所のスーパーでお惣菜を買ったり、お掃除をさぼったり…。1日ぐらい手を抜いたとしても、家計は問題なくまわるものです。頑張り過ぎなければ、「どうして自分ばかり…」とストレスを溜めることもないですし、穏やかな気持ちで彼に接することもできます。

なるべく生活リズムをあわせる

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彼の仕事は10時~19時が定時ですが、定時で帰ってこれることは99%ありません。早くても10時半、遅いときは午前1時近くになることも。その分、朝は少しのんびりで9時半に家を出ます。

私が会社勤めをしていた頃はすれ違うこともあったのですが、フリーランスになって以降は彼の生活リズムにあわせて予定をいれるようにしています。

週2日会社に行くときは先に起きて7時過ぎには家を出ますが、そのほかの日は彼より少しはやく起きて、朝食をつくって一緒に食事をします。彼はいつもぎりぎりまで寝ているので、それほど時間に余裕はありませんが、朝10分でも顔をあわせる時間があるだけで、お互いの様子がわかって安心します。

1日1回は一緒にご飯を食べる

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これは昔からのこだわりです。セックスの満足度って、それ以外の時間をいかに多く共有できるかで変わってくると思うんです。共通の趣味をもったり、一緒にスポーツをしたり…なんでもいいのですが、日常的に毎日続けられることといえば、食事を楽しむことです。

食事中は会話をしたいので、テレビはつけません。「今日はこんなことがあったよ」と日常のたわいもない会話している時間が、お互いに素の自分に戻れて、心身ともにリラックスできるのです。

余談ですが、「食の好みが合う人とは体の相性がいい」とも言われているように、食欲と性欲には密接な関係があります。ファストフードやコンビニ弁当で空腹を満たすことはできますが、やっぱり相手のことを思ってつくる手料理が一番おいしいし幸せな気持ちになれますよね。

セックスだっておなじです。その日にあった相手と行きずりでセックスするよりも、長年連れ添った相手とココロが通いあう交わりをしたほうが深い満足感に浸ることができるのだと思います。

休日に気を付けていること

続いて、休日に気を付けていることをみていきましょう。

予定をいれすぎない

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私はもともと「なにもしない」のが苦手で、旅行にでかけると分刻みで予定を組み込み、スケジュールどおりに観光してまわるのが好きなタイプでした。

でも彼は真逆の性格。いい意味で「行き当たりばったり」。食べたいものや、やりたいことはその日の気分や体調で変わるから、細かく決め過ぎないのがいいのだとか。たまにこの性格の違いでけんかになることもあるのですが、最近はようやく彼のペースにも慣れてきました。

休日は疲れを癒す時間として、のんびり過ごしています。外出の予定は1日1件まで。土日のどちらかは近所をお散歩するだけの引きこもりDAYにしています。こうするとやることがないから、自然と性欲も湧いてくるんです。

大学生って性欲旺盛でセックスばかりしてますよね(…偏見!)。少なくとも私が大学生の頃は、私を含め、まわりの友人もそんな感じでした。

これってなんのしがらみや責任もなく、ひまな時間を持て余しているからだと思うんです。部活や受験勉強から解放され、社会人のように時間に追われるわけでもない…。だから溜まり切ったエネルギーが「セックス」に向いてしまう。休日に何もせずに過ごすのは、この法則と似ていると思います。

土日のどちらかはゆっくり起きる

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疲れているときは、美味しいものを食べてたくさん寝る。これに尽きると思います。リフレッシュと称して、旅行や買い物にでかけても、頭も体も疲れるだけ。

週に1度はひたすら三大欲求だけを満たす日をつくることで、心身ともにリセットされ、抑圧されていた性欲がふわっと湧いてきます。たくさん眠ったあとなら疲れがとれて体もかるくなっているので、いいコンディションでセックスできるでしょう。

セックスの内容にこだわりすぎないのが一番!

最後にセックスについてひとこと。ちょっと前にスローセックスが話題になりましたが、私たちはもっぱらファストセックス派です。

お互いが感じるところを効率的に刺激して、さくっと快感を得る。それほどロマンティックではありませんが、気を張りすぎず無理をしないからこそ、ゆるーくながーくセックスをし続けることができるのかもしれません。