いつまでもセックスし続けるために必要な「かきくけこの法則」

今日は長く愛し合う秘訣について書いていきたいと思います。私と彼は寝起きをともにするようになってから、3年以上経ちました。一般的に人間の恋愛感情というのは、1年半から3年とも言われており、それを過ぎると「ドキドキしなくなる」と言われています。

長くひとりのパートナーとお付き合いしたことがない女性のなかには、ときめかない相手と燃え上がるようなセックスなんてできるの?と不安になる方もいるでしょう。かつては私も短命恋愛タイプだったので、同じような心配をした時期がありました。

しかし今は、シーズンごとに男をとっかえひっかえするよりも、決まった相手とするほうが心身ともに深く満たされるなぁと実感しています。ここでは私の経験から、長く愛し合うために必要な「かきくけこの法則」についてお話ししていきます。

か:感じやすさ

感度のいい女性は、男性のやる気を引き出します。付き合いが長くなるとどうしてもセックスがマンネリ化してしまいがちなのですが、そんな決まりきったセックスでも性欲とエロスを自家発電しながら上手に自分の気分を高められる女性は男性から愛されます。

彼のセックスについて「単調!」「前戯が足りない!」と不満をぶつける前に、自分にもできることはないかを考えてみましょう。面と向かって小言を言われるよりは、敏感に感じて相手のやる気を引き出したほうが賢い選択だと思いませんか。

感度のいい女は愛される。これは付き合いが長くなると強く実感するものです。感度に自信がない女性は、ひとりエッチなどで「自家発電のスキル」を高めておきましょう。

き:気遣い

相手を思いやる優しさは、セックスにも欠かせません。一緒にいる時間が長くなると、「したいタイミング」があわなくなることってどうしても出てきます。

私も先日、ムラムラして彼に襲いかかったのですが、彼は眠かったようでキスには応じてくれるものの、肝心のムスコがまったく起きてくれず、断念したことがありました。

セックスのお誘いはしつこくしないこと。断られても落ち込まないこと。断る側は「フォロー」を欠かさないことが、相手に対する気遣いです。非常に基本的なことなのですが、意外とこのコミュニケーションがうまく取れずに、セックスレスになってしまうカップルって多いんです。

「彼は私にもう魅力を感じてないんだ…」と勝手な思い込みからひとりで落ち込んでいては、彼との関係性はますます悪化するばかり。「ま、また次に誘えばいいか」と軽く受け流す余裕を持っておきたいところ。

く:くちづけ

セックスはキスに始まり、キスに終わるもの。海外の調査では「行ってらっしゃいのキス」を欠かさない夫婦のほうが、日常的にキスをしない夫婦よりも健康で長生きしやすいという結果も出ています。それだけ「キス」がもたらす効果は重大なのです。

挨拶を交わすような軽いキス。唇を甘噛みし合うキス。お互いの舌を濃厚に絡ませる大人のキス。セックスの段階にあわせて、使い分けもできるといいですね。

とくに男性はセックスで興奮すると、ついキスを忘れてしまったり、乱暴になったりすることがあります。そんなときは、「今はこんなふうにキスしたい」と女性のほうから好みを伝えてあげると喜んで応じてくれるはずですよ。

け:健康

日本家族計画協会の北村邦夫氏の調査では、1週間の労働時間が49時間を超えるとセックスレスが増えるという結果が明らかになっています。週に5日間働いたとすると1日の労働時間は9.8時間がボーダーライン。朝10時に出社して、1時間休憩を取るならば、退社時間が21時を過ぎる方は要注意ということになりますよね。働き盛りの男性ならおそらくほとんどの人がこのぐらい働いているのではないでしょうか。

最近は長時間のデスクワークをする方も増えてきていますから、そうなると運動不足による肩こりや腰痛、肥満も深刻化していきます。頭や目を酷使していると、自宅に戻ってからも交感神経が優位なままで、なかなかリラックスできず「セックスしたい気持ち」も湧かないものです。

気持ちいいセックスには「ココロとカラダの健康」が欠かせません。経済的な理由から今の生活をすぐには変えられないといった状況もあるでしょうが、なるべく一緒にいる時間を増やす。栄養の行き届いた食事と適度な運動で彼の健康をサポートするなど、「支え合い」を大切にしていけるといいですね。

こ:恋心

最後に忘れてはならないのは、恋心です。ひょっとしたら、ほかのどの項目よりもこれが一番難しいかもしれません。冒頭でも触れたように付き合い始めのドキドキ感ってそんなに長続きしません。

カップルによっては、一緒に暮らしていても「裸やすっぴんは見せない」「おならはしない」など、男女の距離を保つために努力している方もいるようです。が、私は疲れるのでそういうことはしません。

その代わりに、デートのときだけ彼好みのおしゃれをしたり、手作りのお弁当に手紙を入れたりして、日常に「プチサプライズ」を絶やさないことを心がけています。「これをしてはいけない」とルールを決めすぎないこと。自分に無理のない範囲で、相手に気持ちを伝えたり、ときめきを創り出す工夫をしていけるといいと思います。