体の相性があわないから、彼との結婚を迷っている–。
誠実で経済力のある男性でも、男女の愛を確かめ合うためのセックスに不安があったら、結婚を渋ってしまうのは女性として当然のことです。とくにセックスが好きというタイプならなおさらのこと。
今回は結婚を前提につきあっている彼とのセックスについて考えていきましょう。
セックスも結婚の資格
スローセックスの伝道師・アダム徳永さんは、生涯のセックスパートナーとしてふさわしい相手であるかどうかも結婚に欠かせない資格と言っています。
「セックスには、その人の本質が出ます。どれだけ口先で愛を語っても、ベッドの上での行為は正直です。自己の欲望を優先させる利己的な人間か、相手を大切にしようとする愛情ある人間か、はっきりと現れます。
だからこそ、結婚は慎重にして欲しいのです。結婚には資格がいります。その資格とは、相手を愛する能力と要素をもっているかどうかです。女性をじぶんの所有物として勝手に扱うような相手にはその資格がありません」
幸せな結婚をしたいなら、セックスでもあなたをやさしく愛情で包み込んでくれるやさしい相手を選ぶことが大前提。その上でセックススタイルや性欲の強さが一致していることも大切でしょう。
セックス観も見直してみよう
また、セックスの嗜好や性欲の強さも人それぞれ。毎晩、全身をねっとり愛撫されるような濃厚なセックスをしたいという人もいれば、月に1回20分、挿入だけのあっさりしたセックスができれば満足するという人もいます。
結婚を考えるときは、どうしても相手の年収や職業に目がいきがちですが、セックスパートナーとして適性のある人間なのかを見極めることも同じぐらいに大切です。
「セックス以外は最高だから・・」と軽視していると、結婚生活で苦しい思いをすることになるかもしれません。結婚を決める前に、セックスについて見直してみる時間をもったほうがいいでしょう。
参考文献:アダム徳永『アダム徳永の夜恋カウンセリング』