セックスは「脱力系女子」のほうが長く愛されることが判明

女性誌のセックス特集では「セックス中、彼女にドン引きしてしまうこと」などの項目に、「ムダ毛の処理が甘い」「下着が上下そろっていない」など、男性からの「わがままな注文」がたくさん羅列されていますよね。こういう情報に危機感をあおられて、気を張りすぎていませんか?

プライドが高くじぶんに厳しい人というのは、セックスでもマニュアルに縛られすぎるあまり、心と体を解放することができません。大好きな人にも素をみせられないから、セックスの満足度も低いでしょう。今回はそんな女性の皆さんに、脱力系女子の愛される極意をお届けします。

脱力系女子が愛される理由

『がんばらないセックス』の著者であるピンク先生は、彼とのセックスについて「がんばって大人ぶらなくてもよし」と言っています。いつも準備万端でのぞむ女子にとっては、目から鱗(うろこ)なはず。

「自分の未熟さを受け入れていない人は、自分は大人だからいつでも完璧にしなくちゃ!ドジをしてはいけない!騙されてはいけない!と気を張りすぎていて、いざ失敗したときに奈落の底に落ちちゃうくらい落ち込むことがある。そういう人は一緒にいるほうも疲れてしまいます。

それって、実はセックスにも通じるのかもしれません。お腹が出ていないようにしなきゃ!ムダ毛を完璧に処理していなくちゃ!そんなふうにがんばって大人の女でなくちゃと思うことが、彼のプレッシャーになることもありえるでしょう」(ピンク先生)

彼によろこんでもらうためにキレイを磨くのは、いいことですが、「いつも完璧」を目指していると、肩に力が入りすぎて疲れてしまうし、長続きもしません。

少しだけゆるい女になろう

セックスのときは、男性のほうも心の壁を持っています。なかには、じぶんのプライドが傷つかないように必死で守りに入る人もいますから、女性のほうからほどよい「ゆるさ」を見せることで、彼もリラックスしてセックスができるようになるんですね。

女性らしさを捨ててしまうのはNGですが、たまには「今日はセックスできないの。上下おそろいじゃないから・・はずかしい」と拒んでみたり、「ねぇねぇ、ブラのホックがつけられないよぉ・・手伝って~」とちょっぴりドジな一面をちらつかせてみるのも可愛いかもしれませんね。

子どもっぽくて、放っておくと危なっかしい一面をみせるのも、恋のスパイスになるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考文献:ピンク先生『がんばらないセックス』マガジンハウス