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私たちは愛の証として「性愛(セックス)」をとても重要視していますが、「性」と「愛」はまったく別ものであることをご存知でしょうか。
この2つの欲求は、正しく理解していないと、時に愛する人を「性欲」のはけ口として利用してしまいかねません。
今回は、改めて、その違いに迫ってみたいと思います。
◆セックスがしたいの?それとも、性欲処理?
ベッドに入ったとき、体が火照って眠れないことってありますよね。女性の場合、排卵日が近づくと、肌や髪につやが出て、妊娠しやすい体が整うため、性欲が強くなるといわれています。
「今日は体のコンディションもいいし、エッチしたい・・・」と思った日に限って、彼が先に寝てしまったりすると、「もう、何なの?!」とガッカリしてしまいますよね。
同じようなことが何度が続くと、少しずつ欲求不満が蓄積されていき、ちょっとしたことで彼と衝突してしまった、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
でもちょっと待って。たしかにセックスは愛情表現のひとつとして、とても大切なことだけど、あなたが彼を求める時は、単に「ムラムラを解消したい」、「快楽を得たい」という性欲が勝っていることもありませんか。
◆性と愛は別ものってどういうこと?!
「セックスだけが性欲を満たす方法」だと思っているとしたら、それは誤解。性と愛を混同している人は非常に多いのですが、それらはまったく別ものです。
セックスで満たされるのは、「抱き合いたい」とか「愛されたい」といった気持ちを含む「性向欲」。単純に快感を得たいという「性欲」で、この2つは異なります。
人間にはその両方の欲求があり、解決法は別です。性向欲はセックス、性欲はオナニーで満たすのが正しい方法。
◆ムラっときたら、明るくオナニーを習慣に
そもそも、ムラっとくるたびに「毎回彼を求める」なんて、現実的ではないですよね。そんなときこそ、明るくオナニーを習慣にしましょう。
なぜか「オナニーが好き」というと、いまだにネガティブなイメージで取られがちですが、気にすることはありません。
彼とのセックスでより快感を得るためにも、自分が気持ち良くなれる方法を知ることは大切。それって、彼が教えてくれるものではなく、自ら体と触れ合って、学び取るものです。
どこを触ると気持ち良くなるのか、どんなシチュエーションだと興奮が高まるのか、オナニーで自分の性的嗜好や快感のツボを学び、セックスで能動的になれば、より楽しい人生を送れることでしょう。