あるアンケートによると、セックスレスで悩む男性の多くが「仕事の忙しさ」をその理由にあげたそうです。日本は先進国のなかで、「セックスレス大国」であり、「労働時間が長い国」としても知られています。
こうしてみると、仕事とセックスレスのあいだには密接な関係があるように思えてきませんか。というわけで今回は、仕事が忙しい彼とのセックスレスを防ぐために、女性が心がけたいことをまとめてみました。
彼の一番の理解者になる
大好きな彼と一緒に過ごす時間が少なくなると、「なんでそんなに忙しいの？」「ほんとに仕事なの？」と感情的になってしまうことはありませんか。
寂しさから八つ当たりしてしまう気持ちはわかりますが、ここはすこし冷静になって彼の気持ちを想像してみましょう。夫婦共働きが当たり前といわれる時代であっても、働き盛りの男性が仕事に対して抱えるプレッシャーは依然として大きなものです。
愛するパートナーとの将来を真剣に考えているのであれば、なおさら「仕事で一人前にならなければ」と力が入ります。相手の行動を責めてばかりでは、人間関係はうまくいきません。
彼はあなたにとって「かけがえのないパートナー」なのですから、一番の理解者になれるように努めてみましょう。
手料理で健康をサポートする
恋人や夫婦をひとつのチームとして考えると、「支え合い」が大切になってきます。彼が頑張ってお金を稼いできてくれている間は、あなたは愛情たっぷりの手料理で彼の健康をサポートするなど、「チーム」にとっての幸せを意識して過ごしてみましょう。
夜遅くに帰ってきて、ほかほかのご飯と栄養満点のおかずが用意されていたら、男性は感激するもの。パートナーのやさしさに感謝して、お返しがしたくなります。「思いやり」は、わかりやすい形で自分から伝えてみてくださいね。
マッサージで疲れを癒す
週末たっぷり休息をとったとしても、週の真ん中になると疲れがたまってくるもの。そんなときは、マッサージで「癒しの時間」をプレゼントしましょう。
部屋の照明を暗めにして、アロマを焚いておきます。マッサージをするときは、蒸しタオルで顔や首筋、肩などを温めると喜んでもらえるはずです。
長時間のデスクワークによって、眼精疲労や肩こりが深刻化すると、性欲減退にもつながります。寝る前の10分間に、すこしもみほぐしてあげるだけでも効果がありますよ。
性欲は自分で処理する
セックスは、自分の性欲を処理する行為でありません。「快感」を与えあうことで愛情を確かめ合うコミュニケーションです。このふたつが混同していないか、今一度見つめ直してみましょう。
生理周期や寂しさから性欲が高まるときは、オナニーで処理するのが正解。自分の性欲をコントロールするスキルを身につけることも、相手に対する思いやりです。
ひとりでするのがどうしても虚しく感じる人は、「オナニー＝セックスで感じるための自主トレ」ととらえてみてください。
彼にどんなことをされると気持ちいいか？を想像しながら、自分の体に触れて、性感帯に磨きをかけます。次のセックスでそのポイントを彼に伝えることができれば、より質の高いセックスが楽しめるはずです。
なるべく一緒に過ごす時間を作る
カップルが一緒に過ごす時間とセックスの頻度は比例するといわれています。当たり前といえば、当たり前ですよね。セックスはコミュニケーションですから、肌を重ね合う以前に「会話」や「スキンシップ」が減ると、ベッドに誘うタイミングを見失ってしまいます。
これはお互いの歩み寄りが必要となりますが、なるべく相手の生活リズムにあわせて一緒に過ごす時間を増やすことも円満の秘訣です。たとえば、「朝は一緒に通勤する」「週に1回は夕飯を一緒に食べる」など、ふたりで話し合って工夫してみましょう。
週末に愛し合う
平日に忙しいカップルは、週末の朝にセックスするのがおすすめです。実は私のパートナーも平日は帰りが遅いほうなので、時間的に余裕がありません。
夕飯を食べてからすこしテレビをみてくつろぐ時間はありますが、頭の中が仕事モードで切り替わらず、あまりセックスをする気が起きないそう。なので、セックスは週末にするようにしています。
なるべくでかける予定は午後にいれて、午前中はベッドの中でまったりと過ごす時間を作るようにしています。たっぷり寝た後なら、体力も回復していますし、週末ならおしゃべりしながらのんびりとイチャイチャすることができます。
仕事が忙しい彼とのセックスライフで悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね。
