産後に旦那が抱いてくれない理由は?「抱かない男」タイプ別診断

「産後、旦那が抱いてくれなくなった」「私は性欲があるのに、旦那は興味がないみたい」

妊娠をきっかけにセックスの頻度が激減。そのまま産後もセックスレスを引きずっているという夫婦は少なくありません。

産後はアソコが濡れにくかったり、会陰切開の傷の痛みを感じたりして、セックスする気になれない…という女性も多かったでしょう。

そのうえ、ただでさえ「毎日寝不足」の状態が続くわけですから、しばらくは性欲が湧かないのは致し方ないこと。

しかし子どもが成長するにつれて、まとまった睡眠がとれ、体が回復してくると、「たまにはセックスしたいな」なんて欲求も湧いてくるはず。

産後すぐのころは、「私がセックスを避けていたはず」なのに、気が付けば「夫のほうがセックスを拒否しているのかも?」」

と感じるようになったら、抱かない男のタイプ別に「産後、旦那が抱かなくなった理由」を探ってみましょう。

産後1年間、夫とセックスレスでした

実は、私自身も、2人目出産後は、約1年も(!)夫とまったくセックスをしていませんでした。

産後数か月は、私自身の性欲が湧きませんでした。

このまま一生、夫に抱かれなくても問題ないかもー

と思っていたほど、まったくその気がおきなかったのです。

私の性欲が回復してきたのは、産後半年を過ぎた頃。生理が再開するとともに、じわじわと性欲も湧いてきたのです。

ところが、夫はもともとセックスには消極的なタイプ。私からのお誘いには毎回応じてくれるのですが、夫から誘ってくることは婚前からほとんどありませんでした。

なので、性欲を感じたときは、オナニーで解消するという日々が続いていました。

まあオナニーも気持ちいいけど、たまには夫のちんぽでイキたいなあ…。夫自身は、性欲湧かないのかなー。今の関係(=セックスレス)をどう思ってるんだろう?

とモヤモヤしていたときに手にとったのが、二松まゆみ先生の『抱かない男の見分け方』という本でした。

産後、旦那がセックスしないワケを診断! タイプ別「抱かない男」6パターン

この本には、「抱かない男」を6パターンに分類し、それぞれにチェックリストがついています。パートナーに当てはまるものをチェックしていき、チェックした数が多いところが、パートナーのタイプというもの。以下に、タイプ別「抱かない男」チェックリストを抜粋してみました。

タイプ1:《マンネリタイプ》
・付き合っているときからデートコースがワンパターン
・女性をしとめるまでは、マメで熱心
・弱みをみせられるのは「君だけ」という
・別れる気はさらさらない

タイプ2:《性欲低下タイプ》
・仕事が忙しく運動不足
・ストレスが多い
・食欲のないときがある
・お風呂に入るのをめんどくさがる

タイプ3:《趣味を重視タイプ》
・ゲームマニアで帰宅するとゲームで遊ぶ
・車が好きで休日は車いじりをしている
・テレビ好きで家にいるときはテレビばかり見ている
・家ではパソコンの前でネットサーフィンに没頭
・仕事が終わるとカラオケや飲み会に出向く

タイプ4:《セックス嫌いタイプ》
・セックスだけが愛情表現ではないと思っている
・コミュニケーションは苦手、またはさらっとしている
・人が近くにいると落ち着かない
・相手の気持ちを気遣うのが苦手

タイプ5:《したいけどできないタイプ》
・肉体的、精神的ストレスがとても強い
・デスクワークでパソコンに向かいっぱなし
・徹夜作業が多い、生活が不規則
・最初から勃起しない、勃起が持続しない、射精できない

タイプ6:《コンプレックスタイプ》
・ベッドに入るとオドオドしている
・女性経験が少ないようだ
・女性の反応を気にしすぎる傾向がある
・妻のほうが年収が高いなど、引け目を感じている

「抱かない男」への対処法

チェックリストが終わったら、「抱かない男」の対処法も読むことができます。私が個人的に参考になった部分を一部抜粋しました。

タイプ1:《マンネリタイプ》
家族のようななれあいムードを変えるのが得策。定期的にデートをするなど、夫婦2人で過ごす時間を意識的に作る。

タイプ2:《性欲低下タイプ》
睡眠不足や疲れ切っている夫にセックスを求めるのは酷。夫の好きな料理を作ったり、マッサージをしてあげるなど、日ごろの疲れをねぎらってあげることからスタート。

タイプ3:《趣味を重視タイプ》
趣味など好きなことに時間を割いているときはじゃまをしないのが前提だが、「寝室にはゲームやパソコンを持ち込まない」など、夫婦2人だけで集中できるような空間をつくることも大事。

タイプ4:《セックス嫌いタイプ》
「触れ合いたい」という気持ちを伝え続けることが大切。「抱いて」と訴えるのではなく、「キスしたい」「ふれあってないと寂しい」などと伝えてみて。

タイプ5:《したいけどできないタイプ》
家庭でリラックスできる空間をつくる。規則正しい生活や、栄養バランスのいい食事、運動などを気にかけてあげる。

タイプ6:《コンプレックスタイプ》
夫のコンプレックスの原因を上手に探る必要あり。妻側からダメ話などを聞かせて気持ちをほぐすと効果的。夫を責めず、やさしく受け入れる姿勢が大切。

どんな理由にせよ、

  • 相手を責めないこと
  • 相手を労い、思いやること
  • 日頃のコミュニケーションを大切にすること

が、セックスレス解消への近道といえそうですね。

夫を診断してみた

私も「抱かない男」チェックリストで、夫を診断してみました。診断結果はこんな感じ。

  • マンネリタイプ…1個
  • 性欲低下タイプ…3個
  • 趣味を重視タイプ…1個
  • セックス嫌いタイプ…0個
  • したいけどできないタイプ…1個
  • コンプレックスタイプ…0個

夫は「性欲低下タイプ」が最も多く、「趣味重視」「したいけどできない」にもチェックがつきました。

振り返ってみると、夫は2人目を出産後から育児により関わってくれるようになりました。

平日は朝6時起床。早く会社へいき、夕方には自宅に戻って育児を手伝ってくれます。休日は朝から晩まで、子どもの面倒をみてくれる…という超子煩悩パパです。

40代半ばの育児は体力的にもきついものがあるようで、毎晩長男を寝かしつけながら寝落ちしているという現実。育児と仕事に追われて、疲れが取れない…というのは否めないようです。

夫の性欲回復プランとしては、「運動」と「食事」で、衰えた体力を回復させるところから…でしょうかね。

「産後、旦那が抱いてくれない」と悩んだら、まずは「パートナーがセックスしたくない(できない理由」を探ることが大切。そのうえで、適切な対処法を行っていきましょう。