女性を後ろから抱きしめるとセックスが何倍も盛り上がるわけ

正面より後ろから抱きしめられるとドキドキするという女性は多いもの。これをセックスに取り入れない理由はないですよね。きちんとポイントをおさえれば、いつもの数倍は感じることができます。

最近彼とのセックスがマンネリ気味…と悩んでいる方は、ぜひ「後ろからハグ」を取り入れてみて。ここでは、後ろから抱きしめられると女性がキュンとする理由と、セックスを盛り上げるヒントをご紹介します。

後ろから抱きしめられると女性がキュンとするのはなぜ？

頭ポンポンされるのが好きな女性の心理と似ていますね。後ろから抱きしめられると、女性は好きな人に守られていると感じます。すっぽり彼の腕に包まれると、自分の体の小ささを感じられます。

それによって「自分は弱い存在なんだ」と認識することができ、自分を包み込んでくれる彼に「男らしさ」を感じるのです。デート中に男性のやさしさを測る指標として「レディファースト」を重視する女性が多いのは、「男性から守られたい」という心理の表れです。

実社会では、男勝りな女性も増えてきていますが、そうやって気を張って生きる女性こそ、ベッドの中だけは「弱い存在でありたい」と願うのかもしれませんね。

特別なテクニックはなくても、シンプルに男性が女性を後ろから抱きしめるだけでセックスのマンネリ解消につながることもあります。ここでは、セックスで後ろからハグをとりいれるメリットを見ていきましょう。

後ろから抱きしめるセックスのメリットは、背中の愛撫を楽しめること。愛撫してくれる男性はそれほど多くはありませんが、背中だって立派な性感帯です。背中への愛撫はじわじわと感度を高められるので、まったりとスローな夜を楽しみたいときにも最適ですよ。

下から上にむかって舌先をゆっくりと這わせるように背中を舐められると、ぞわぞわ～とした感覚におそわれることでしょう。最初はくすぐったいだけでも、すこし時間をおけば未知なる快感と出会えるかもしれません。

女性のイキ顔って、そんなに色っぽくありません。AV女優が顔をしかめて「イクイク～」と甲高い声でいやらしい表情を浮かべられるのは、それが彼女たちのお仕事だからです。

実際は、“女性らしさ”なんて意識していられません。鼻息を荒めて、「うっ、うっ」とうなるのが現実。男性が期待しているよりも、「地味」でちょっと間抜けです。だからそんな表情をみられてはならない、と女性はセックス中に部屋を暗くしたがるのです。

「後ろからハグ」の姿勢をとれば、そんな心配からも解放されますね。ありのままのイキ顔を浮かべて、心置きなく感じてしまいましょう。

セックスのときは、男性が女性の上に覆いかぶさるようにして全身を愛撫されるのが一般的かと思いますが、これって男性側にけっこう負担がくるのです。

二の腕で体を支えていると体勢がキツくなりますし、胸やアソコを愛撫するために毛布の中にもぐると呼吸が苦しい。こうなると「今日は疲れているし、はやくいれてしまおう」と前戯そっちのけで先を急ぐ男性も出てくるでしょう。

その点、ふたりとも横向きなら、長時間イチャイチャしていても疲れません。肌の密着感が心地よく感じられ、リラックスした雰囲気のなかでまったりとした前戯を楽しめるはずです。

正面を向いていれば、男性の視線や手の位置から次にどこをどんなふうにされるのかって大体予想がつきますよね。なかには「またこの流れか…」と決まりきったセックスにうんざりしている女性もいるのでは。

そんなときは、前戯の姿勢に変化をつけましょう。男性に後ろからハグしてもらうと、次の行動が読めなくなるんです。この状態で「手と口」の両方をつかって愛撫されたら、もう予測不可能。

「次は何をされるんだろう」という期待感に体が火照りはじめます。予期せぬタッチに女性がいつもより感じるので、男性も前戯に対するモチベーションがあがります。

具体的にセックスの流れに沿って、ポイントを説明していきましょう。「後ろからハグ」の前戯は、基本的に目線は常に女性と同じ場所をキープします。男性だけが毛布の中にもぐって、女性を置いてきぼりにはしません。終始、密着感を大切にしましょう。

はじめは、耳の甘噛みからはじめて、髪をかきわけ首筋へと唇を滑らせます。このとき、自然な流れで手を胸の方へ持っていきましょう。両手が自由に使えるので、胸とアソコを複合攻めしてもいいですね。

あとは男性が感じてきたら、ペニスをこすりあわせても◎。すぐに挿入したりせず、太ももやお尻に押し付けるようにして、焦らしておくと挿入の期待感も高まりますよ。