セックスにおける「下着や衣服」は脱がせるもの。ですが、たまには“身につけたまま”を楽しんでみるのも新鮮。
「見えないエロさ」にいつもとは違ったプレイを堪能できるはず。というわけでここでは、初心者さんでも取り入れやすい「着衣セックスのいろは」をお届けしていきます。
着衣セックスの方法
さっそくハウツーにはいっていきましょう。冒頭でも述べましたが、着衣セックスの醍醐味は「見えないエロさ」にあります。なので、多少動きにくくても、洋服は身につけたままが基本スタイル。
【女性編】
スカートが理想。ホテルなどで試すときは、着替え用の洋服を準備しておきましょう。下着は、ひざまで下ろすか、身につけた状態で、股の部分を少し左右にずらして挿入します。快感が高まるごとに下着が湿ってくる様子も楽しんで。
【男性編】
ズボンと下着をひざまで下ろすのが基本。または、チャックの間からペニスを露出させ、挿入するのもあり。このとき、包皮や陰毛がチャックにひっかからないように注意して。
【体位】
立ちバックか側位がおすすめ。鏡の前で自分たちを眺めるのもあり。
【着衣セックスはこんなシーンでおすすめ】
1.寒いとき
2.コスプレなどフェティシズムによって性癖を満足させたいとき
3.屋外でのセックス
4.裸をみられたくないときやムダ毛の処理を忘れたとき
昔は「着衣でのセックス」が当たり前だった
「セックスは裸でするもの」と考える人は多いのでは。しかし意外にも私たちが全裸で愛し合うようになったのは、ごく最近のこと。
戦前までの日本は、住居の都合上、プライベートの空間が確保しにくい事情もあり、夫婦間のセックスは衣服を身につけたままのプレイがスタンダードだったそうです。
江戸時代のポルノである「春画」をみてみると、着物を羽織り、性器だけ露出した絵がよくみられますよね。それがいつの時代からか、現在のように肌と肌のぬくもりを感じながら愛し合うのが一般的となっていきました。
女性のなかには、洋服を着たままなんて、おざなりにされている気がしてイヤだ!という人もいるでしょう。
でもなが~い歴史を振り返ってみると、セックスのスタイルも多種多様。フツーは常に移り変わるものなのです。そう考えると、「大切にされていないのでは」と勘ぐる必要もないのかもしれませんね。