「男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる」(イギリスのジャーナリスト・ウッドロー・ワイアット)というイギリスの言葉があります。これによると、物事を男性は目で、女性は耳で理解するということです。
実は、このフレーズは、セックスにも応用ができることをご存知でしょうか。そうなれば、試さない理由はないですよね。
◆女性は聴覚刺激で興奮する
セックスのハウツー本では、男女が性的に興奮する仕組みについて、「男性は視覚で興奮し、女性は聴覚で興奮する」と書かれていますが、これって一体どういうメカニズムの違いによるものなのでしょうか。
一説によると、「女性は男性に比べて視神経や網膜系が弱く、その代わりに、聴覚が発達した」とされています。
聴覚神経は、脳の左側頭葉というところにありますが、そのすぐ奥にA-10神経があります。A-10神経とは、快感を感じ取る神経で、ここが活性化すると、セックスでも快感が得られるというわけです。
つまり、聴覚が発達している女性は、A10神経に伝わる信号が男性よりもずっと多く、大きな快感がもたらされるということ。
◆耳で感じるSEXテク
ここでは、聴覚をフルに活用して感じるセックスのテクニックをお伝えしていきます。もちろん個人差や嗜好性もあると思いますので、気に入ったものを選んで、パートナーと試してみてくださいね。
1.耳をふさぐ
挿入時やフェラをしているときに、両手で耳を塞いでもらいます。すると、自分のあえぎ声やペニスをなめている音が自身の頭の中で反響して、興奮するはず。雑音が聞こえなくなると、プレイにも集中できるのでおすすめです。
2.アソコのいやらしい音
前戯でアソコを触ったときに、わざといやらしい音を立ててもらいます。「ぐちゅぐちゅ」といった音が聞こえると、女性は自分がたっぷり濡れていることを再認識。“いやらしい自分”に対して羞恥心を覚え、さらに興奮度が増すのです。
3.彼のあえぎ声
男性の低い声は、女性の性感に作用します。男性は、ホルモンの働きにより、セックスの最中や射精したあと、声が普段よりも一段低くなる傾向があるそうです。つまり、男性が興奮すると自然に声が低くなり、その声を聞いた女性もいっそうエロティックな気分になれるということ。
私たちの体って、よくできていますよね。自分の性感帯や嗜好性を知ることは、新たな快感の扉を開く第一歩。さらに研究を重ねて、上質なセックスを謳歌したいものですね。