「膣前庭なぞり」がたまらなく気持ちいい理由と愛撫方法

女性器の性感帯といえば、クリトリスとGスポットだけ?いいえ。まだほかにも感じる場所はあります。

女性の体が感じやすいのは、出産の痛みに耐え抜くために神様から贈られたプレゼントのようなものですから、ありがたくその特権を享受していきましょう。

今日ご紹介するのは、「膣前庭(ちつぜんてい)」という性感帯です。

膣前庭とは?

膣前庭(ちつぜんてい)ってあまり聞きなれない言葉ですよね。

どこにあるのかというと、ビラビラの小陰唇を開いて、膣口や尿道口のある広場のようになった感じのところ。普段は陰唇で隠れているところ、性感帯だと思っている人が少ない場所です。

クリトリスほど強烈な快感が走るわけではありませんが、それとはまた違った気持ちよさが味わえるので私はすごく気に入っています。

なぜここが感じるのかというと、男性の前立腺にあたる部分が女性の体内にもあり、膣前壁に触れることで間接的に前立腺を刺激できるからと言われています。

いまいちピンと来ない方は、頭で考えるよりも、試してみるほうが早いはず。次の項目でご紹介する愛撫方法を参考に、新たな快感の扉を開いてみましょう。

膣前庭の愛撫方法1「指でなぞる」

膣前庭は膣とおなじ粘膜なので、傷つけないように注意をします。爪は短くカットして、指の腹で触るようにしましょう。

片手で小陰唇を開き、もう一方の手の人差し指か中指で触ります。膣口の周りや小陰唇の内側の溝のあたりを上下に優しくなぞるように動かすと気持ちいいです。

セックスのときは、クリトリス愛撫から舌をすっと膣前庭のほうまで滑らせるともう腰がガクガクになります。おっぱいの快感に例えるならば、乳首がクリトリス、乳輪が膣前壁のような位置づけですかね。

クリトリスばかり刺激されるよりも寄り道されたほうが感度は高まりますし、ゾクゾクとした快感が癖になるんですよ。

膣前庭の愛撫方法2「ローターを当てる」

「なぞる」だけでなく、振動も気持ちいいですね。ローターのパワーを一番弱くして、そっと当ててみてください。そのまま膣に入れたくなるかもしれませんが、その衝動を我慢して外で焦らすのも感度を高めるテクニック。

イキそうになったときにいきなり刺激を止められると、快感から覚めてしまいますが、膣前庭にそらされると快感の波及がゆるやかになります。

ローターを使えば、振動が体内にも伝わるので、感じやすい人ならその状態でオーガズムに達することもあるかもしれません。

膣前庭の愛撫方法3「ペニスをこすりつける」

3つ目のテクニックは、ペニスをこすりつける方法。このときは、女性主導で動いた方が気持ちいいので、騎乗位または側臥位がおススメです。

ペニスを手で握ったまま、膣から溢れ出た愛液を亀頭に塗り込むようにして滑らせます。亀頭をクッションにして、圧迫すると気持ちいいです。こうすると男性も寸止めを喰らっているような気分で、すごく興奮するそうです。

膣前庭に触れると、下半身の力が抜け、緊張がゆるみます。濡れにくく、膣の入り口が狭いと感じるときに挿入前に「膣前壁なぞり」をすると、スムーズに行為を続行できるはず。性交痛で悩んでいる方はぜひ試してみて下さいね。