おちんちんオナニーでイクためのポイント

「彼のおちんちんでもっと感じたい」「1度でいいから一緒にイってみたい」と願っていても、挿入でイケる女性はそんなに多くありません。ましてや「一緒にイク」なんて至難の業でしょう。

そもそも女性の膣は、出産の痛みにも耐えられるように鈍感にできています。そこに棒状のおちんちんをいれたところで、最初から深い快感を得られるわけがありません。感度はセックスの経験を重ねて体が成熟していくことで磨きがかかるものです。

セックス初心者の女性は、クリトリスや乳首などの敏感なパーツを一緒に刺激して、膣内の性感帯を呼び覚ましましょう。今回は、挿入にあまり満足できていない女性でもとろけるようなオーガズムを感じられる「おちんちんオナニー」というセックステクニックをご紹介します。

おちんちんオナニーとは

おちんちんオナニーとは、ペニスを挿入したまま、女性が自分のクリトリスや乳首を刺激してオーガズムを迎えるというテクニック。私が提唱している「オナックス」の挿入ステージに該当します。

おちんちんオナニーは、Gスポットやポルチオなど膣内の性感帯を開発したい女性に向けて考案されたものです。性感帯は二点攻め、三点攻めと複数のパーツを同時に刺激することで、性的快感が何倍にも膨れ上がります。

Gスポットを開発したいときはペニスを挿入した状態で、クリトリスを刺激します。最初のうちはクリトリス単体で性感を高めていきますが、回数を重ねるごとに「クリトリスで8割、Gスポットで2割」→「クリトリスとGスポットが半分ずつ」とGスポットの感覚へ意識をむける割合を増やしていくのがポイントです。

これを何度か繰り返していくと、クリトリスへの刺激がなくても中イキができるようになります。それでは次の項目からおちんちんオナニーで女性がオーガズムを感じるためのポイントを男女別にみていきましょう。

おちんちんオナニーでイクためのポイント(女性編)

まずは女性が気を付けたいことからまとめていきます。ざっくりというと「体位」「妄想」「集中力」がキーワードになりますね。

足ピン

おちんちんオナニーにおすすめの体位は、正常位で女性が脚をまっすぐ伸ばした状態。有名な48手に例えると、「締め小股」で太ももをリラックスさせた姿勢のイメージです。

この体位は、女性がマスターベーションをするときの基本姿勢に近いので、初心者でも深いオーガズムを得やすくなります。

イメージを膨らませる

男性にみられていると気が散ってしまう人は思い切って目を閉じてしまいましょう。視覚情報をシャットアウトすることで、自由に妄想を膨らませることができます。

妄想は、女性が性的興奮を高めるうえで欠かせない行為。過去に気持ちよかったセックスや彼に言われて興奮する言葉など頭に思い浮かべながら、気分を盛り上げていきましょう。

おちんちんを締め付ける

クリトリスを触って感度が高まってくると膣が収縮してきます。おちんちんオナニーではこの収縮運動にも意識をむけてみてください。彼のおちんちんを膣圧できゅっと締め付けるたびに、快感の波を高められるようになるとGスポットが開発されていきます。

カリ首がGスポットにひっかかる感覚やおちんちんの硬さや温度が心地よく伝わるようになってくると、クリトリスへの刺激がなくてもオーガズムに到達することができるようになります。

おちんちんオナニーでイクためのポイント(男性編)

女性がスムーズにオーガズムを迎えるためには男性側の全面的な協力が必要です。おちんちんオナニーを試すときは、必ず男性にも次の項目をおさえてもらってからはじめてくださいね。

挿入後はしばらく静止

おちんちんを挿入したら男性は興奮して腰を動かしたくなるかもしれませんが、激しいピストン運動はせずにしばらく「静止」するのがポイントです。最初から勢いよく腰を動かして膣を刺激してしまうと、膣とクリトリスの感覚が混ざり、女性はかえってイキにくくなってしまいます。

挿入後は射精にむけてピストン運動の衝動が抑えられなくなる人も多いでしょうが、そこは男性に「ジェントルマン精神」を身につけてもらい、女性の興奮にあわせてゆっくりと動いてもらうようにしましょう。

重心をのせすぎない

体位にもよりますが、正常位でおちんちんオナニーをするときは、女性に体重をかけすぎないように注意してください。深い挿入感や密着感を重視するあまり、女性の体にぴったりとくっついてしまうと、女性は自由に腕や手を動かすことができなくなります。

両腕と両足でしっかりと自分の体を支えたら、腰をくいっと上に持ち上げるようにして、女性がクリトリスを触りやすいようにしてあげるといいでしょう。

乳首や首筋への愛撫を欠かさない

挿入後、男性は「マグロ」でいればいいというわけではありません。首筋や耳へキスをしたり、乳首を指でつまんだりして、女性が性感を高めやすいようにさりげなくサポートも忘れずに。

ペニスの先端でGスポットを狙い撃ち

女性の性的興奮がオーガズムのぎりぎりまで高まってきたら、いよいよ男性も腰を動かし始めます。最初はゆっくりとペニスの先端でGスポットをこするように動き、10回に1回ぐらい奥まで深く挿入します。9浅1深のリズムで女性が絶頂に達する瞬間を待ちましょう。

最後に

おちんちんオナニーは男性側に「忍耐力」が求められます。ペニスを入れて静止していると、彼の深い愛情が感じられるはずですよ。早漏の彼には2回戦、3回戦でおねだりしてみるといいかもしれません。いつもよりゆったりとしたセックスで、彼のペニスをたっぷりと味わい尽くしてみてくださいね。