「セックスで毎回イケる」という女性はわずか1割という悲しい現実

セックスでイケる女性の割合
セックスでイケる女性の割合

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コンドームメーカーのデュレックス社が発表した調査によると、セックスで毎回オーガズムに達すると答えた日本人女性は、わずか11%。つまり、9割の女性は、1度も満足することなくセックスを終えているということになります。

男性にとっては、「自分の彼女が毎回イったフリをしている」という現実は、かなりショッキングなことかもしれませんが、実際、セックスでオーガズムを得ているかどうかわからないという女性は多く、オナニーでしかイケないという女性もいます。

 

◆オーガズムには「学習」が必要

なぜ、多くの女性がセックスでオーガズムを得にくいのかといえば、女性の場合、いくらか経験を重ねて、学習をしていかないと、オーガズムの感覚が身につかないためです。

実際、初体験でオーガズムに達することができる女性は、ほとんどいません。そこからどれだけセックスの経験を積めばイケるようになるかというと、2~3回でコツをつかむ人もいれば、何回やってもイケない人もいて、個人差があります。筆者の場合は、セックスでイケるようになるまで初体験から3年ほどかかりました。

そんななか、セックスでイケない女性におすすめしたいのが、オナニーで自分の体を知ることです。

男性は、小さいころから排尿時に自分の性器に触れることが許されていますが、女性にはなかなかできません。性器いじりをしていて、「汚ないからそんなところ触らないの!」と叱られた経験のある女性は、ますます自分の体に触ることに対して否定的になります。

しかし、自分で身体をあちこち触ってみなければ「どこが感じるのか」を学ぶことはできません。オナニーをすれば、自分のどこが気持ちいいのかがわかりますし、自分の体にオーガズムの感覚を覚えこませることもできます。

さらに、オナニーでオーガズムを身につけると、オーガズムへとむかう気持ちの高め方やイキやすいリズムなども学ぶことができるでしょう。

それによって、「もう少しゆっくりがいい」「やさしくさわって」など、さりげなく男性に自分がオーガズムへと向かう道順を伝えることができるようになるのです。

まずは、快感のために自分の体に触れることについて、ポジティブにとらえましょう。そして、性的快感を高めるために自分にもできることがあるということを自覚することが大切です。

相手任せではなく、自分から積極的になれば、より楽しいセックスライフが待っているはず。参考にしてみてくださいね。