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足先から頭のてっぺんまで電流が流れるように、じんわりと広がる快感は、女性に幸福感や癒しの効果をもたらします。
愛する男性とともにイケるセックスは、その喜びもより一層増すものです。
今回は、そんな最高のオーガズムを感じるための心構えについてお話をしていきます。
◆「セックスでイッたことがない」という女性の言い訳
「セックスで一度もイったことがない」「そもそも、そんなに気持ちよくもない」と話す女性はけっこういます。
彼女たちの多くは、「私がイケないのは、下手な男の人としかしていないから」と言い訳をしますが、それは間違いです。
オーガズムとは、男性が与えてくれるものではなく、女性がオナニーをして、少しずつ開発していくもの。自分でイク方法がわからないのに、相手にイカせてもらおうと考えるのは無理があります。
まずはオナニーをして、オーガズムの仕組みを知ることから始めるべきでしょう。
◆下手くそなエッチ。1回目は相手の責任。2回目は自分の責任!
少し前に大ブレイクした海外ドラマ「Sex and the City」で、サマンサは、こんな名言を残しています。
「Fool me once, shame on you; fool me twice, shame on me.(1回目の失敗は仕方ないけど、2回同じ失敗をしたら、それは失敗から学ばなかった自分の責任)」
これは、デート中の相性は最高だったジャック・バーガーとのエッチが予想に反してよくなかったことに落ち込むキャリーにサマンサが言ったセリフで、要約をすると、「下手くそなエッチ、1回目は相手の責任。2回目は自分の責任」ということです。
サマンサは、登場人物の4人の中でも1番性に解放的で、常に前向きかつ貪欲な姿勢で生きています。単にビッチなだけではない。世間体を気にせずに、自分のほしいものを必ず手に入れる、芯の強さに憧れを抱いた女性も多いのではないでしょうか。
サマンサは自分が寝た相手に対して「精子がまずかった」とはいうけれど、「セックスが下手だった」とは決して言わないことでも有名です。
“セックスの気持ちよさも、自分の人生も、最終的な責任は自分にある”というサマンサの潔さ、見習いたいですね。
◆幸せなオナニーしていますか?
さて、サマンサのエネルギーをもらったところで、話を本題に戻しましょう。
「セックスがいまいち」と悩んでいるなら、オナニーをすることでほぼ解決します。
イケる体は自分で作るもの。恥ずかしがらずに、もっと自分の体に触れてみましょう。
オナニーをすると、“私はクリトリスのほうが感じやすい”、“中ではイキにくい”など、オーガズムのコツがつかめるようになってきます。
それを繰り返すことで、体がオーガズムを学習し、イキやすい体ができあがるのです。
オーガズムのコツがつかめたら、セックスに応用するのみ。
オナニーとセックスは別もの!なんて切り離して考えずに、2つの行為を仲良く共存させてあげれば、きっと今よりもずっと気持ちのいいセックスができるはずですよ。