セックスで感じてるフリをしてしまう…そのメリットとデメリットは

彼とのセックスで本当はたいして気持ちよくないのに、感じてるフリをしてしまったことはありませんか。

LCラブコスメの調査によると、セックスで演技をしたことのある女性は、84.6%。ほとんどの女性がベッドの中で一度は感じてるフリをしたことがあることがわかりました。

男性にとってはなんとも衝撃的な結果となりましたが、セックス中の演技は必ずしも「悪」というわけではありません。そこで今回は、セックス中の演技のメリット&デメリットをかんがえていきましょう。

演技のメリット1、自分が興奮できる

セックスで演技をする最大のメリットは、自分の感度をスムーズに高められること。さほど気持ちよくなくても、あえぎ声や吐息で「快感」を表出させることで、演技が自己暗示のような作用を果たします。

最初はあくまでも小さな吐息から始めてみましょう。彼の愛撫にあわせてすこしずつ呼吸を荒めていきます。すると、聴覚を通して、自分が感じている様子が伝わってきていやらしい気分になれるのです。

ワタシ、こんなに激しく乱れてる……。いつもよりエッチな気分になってきたかも…と、気づいた頃にはあそこがとろとろに濡れていて、彼を受け入れる態勢が万全に整います。

演技のメリット2、一時的に男性を満足させることができる

リップサービスとしての演技ですね。一時的に男性の自尊心を満たし、喜ばせることができるでしょう。

たいていの男性はベッドの中で女性の演技に気がついていません。女性のあえぎ声や激しく体をよじらせるような仕草は、男性にとって「射精」と同等の報酬となります。

セックスで男性に自信を持たせたい場合、すこしの演技は効果的。決して「罪」にはなりません。男性のモチベーションを高める意味でも、うまく演技を取り入れていけるとあつい夜がすごせるはずです。

演技のデメリット1、いつまでたってもいけない

ただし何事もやりすぎはご用心。毎回お決まりのように、セックスで演技をしていては、男性はそれ以上「技術」を磨く努力をやめてしまいます。

本当はいってないのに、イクイクなんて演技をしてしまったらもう最後。「この子はこうすればかんじる」と攻略した気になって、すっかり図に乗ってしまうのです。

いまさら「あれは演技でした」なんて言うことはできず、たいして気持ちよくもないのに惰性でセックスする日常が待っています。

演技のデメリット2、バレたときに傷つける

万が一、男性に演技がばれてしまったときは、気まずい思いをするでしょう。

いくら男性は鈍感とはいっても、大きすぎるあえぎ声やAV女優が言いそうなセリフを口にする女性には、「胡散臭さ」を感じてしまいます。一度演技にきがつくと、たとえそれが優しさであっても、男性はプライドがズタズタに傷つくのです。

またけんかしたときに、感情にまかせて「あなたのセックス、本当は全然気持ちよくないから」「元彼の方がずっと上手だったから」と口を滑らせてしまうこともあるかもしれません。

そうしたとき、日常的に大げさな演技をしていればしているほど、男性を傷つけることになります。

まとめ

冒頭でご紹介したアンケートでは、日常的に感じているフリをしている女性が3割を超えていました。この結果だけみると、たいして気持ちよくもないのに感じているフリをしてしまう女性の様子が浮かんできますね。

セックスで演技を賢く取り入れるコツは、男性の勇気づけとして「演技」を位置づけること。そして勇気づけをした後は、要望をひとつだけ伝えてみること。

「すっごく気持ちよかった。あのね、実はあの時、ここをこんなふうにされたら、もっと感じちゃうんだ」といった具合に、おねだりをしてみましょう。

この方法なら既に演技が日常化してしまっている人でも実践しやすいはず。セックス中の演技は、誰しもすこしはしてしまうもの。演技をしていることに後ろめたさを感じることはなく、ふたりがさらに気持ちよくなるための手段として賢く利用して行きたいものですね。