クリトリスではイケるのに中イキは未経験という女性は多いですよね。中イキはクリイキの何倍も気持ちいい…と聞くと、ますますどんな快感なのか気になるもの。
オナニーで膣を触ってみたり、体位を変えてみたり、いろんな工夫をしてみたけれど中イキできないと落ち込んでしまいますよね。
そこで今回は、中イキできないと悩む女性に気持ちいいセックスの極意をご紹介します。
クリトリスとGスポットは同じ器官
膣の代表的な性感帯といえばGスポット。膣に指を3~4cmほど挿入してお腹側の膣壁にあります。実は最近の研究では、Gスポットはクリトリスの一部ではないかという説が出てきています。
私たちが普段目にしている小豆大の部分は、クリトリスの氷山の一角。そこから身体の内側に2本の脚のようにして神経が伸びているそうです。
つまりGスポットを膣内から刺激することは、クリトリスの一部を刺激していることと同じ。クリトリスとGスポットは別物ではないのです。
中イキはクリトリスの快感と連動している
クリトリスには約8000本もの快感神経が集まっており、体の中で最も敏感な性感帯です。クリトリスの亀頭部分を刺激すると、快感の高まりとともに勃起していきます。さらに刺激を続けると、小陰唇が充血し、膣が圧迫されます。
クリトリスでオーガズムを感じると膣まで快感を得られるのは、クリトリスとGスポットが表裏一体の関係にあるから。つまり中イキとは、神経の集合体であるクリトリスの一部で感じるオーガズムのことなのです。
膣で感じるイメージを持ちながらクリトリスを刺激しよう
中イキできない…と悩む女性は、膣の内側からGスポット(クリトリスの脚)を刺激するだけでなく、外側からクリトリスを愛撫してあげるとオーガズムに達しやすくなります。
そのときに「膣の中にクリトリスの脚が伸びているんだ」とイメージして、膣に力を入れたり、ゆるめたりしてみてください。性感帯は意識をすることで開花していきます。
中イキできないと落ち込むのはナンセンス
かの有名な精神学者・フロイトは「クリトリスでオーガズムに達するのは未熟な女、膣でイクのは成熟した女」という考えを発表しています。でも性科学の世界からみれば、そんな考えはアホらしいこと。いかに男目線の偏った意見なのかがお分かりいただけますよね。
実際のところ、Gスポットは経験によって開発されていくものなのか、クリトリスへの刺激が連動して感じるものなのか、私にもよくわかりません。
そもそもクリトリスとGスポットが同じ器官なのであれば、中イキにこだわることってナンセンス。周囲の意見に振り回されるよりも、ふたりだけの快感を追い求めてじっくりセックスを楽しんだほうが愛も喜びも倍増させられるはずです。