女性がセックスでイケない本当の理由とオーガズムのテクニック

女性向けのアダルト動画や大人のおもちゃが何かと話題になる昨今。いまやアダルト市場は、男性だけの娯楽ではなくなりつつあります。

しかしこれだけ女性がエロを楽しむことがオープンな時代になっても、いまだに「セックスでは一度もイったことがないんです」というお悩みをよく耳にします。

彼女たちに共通するのは、「オナニーではイケるのに、セックスになると途端にオーガズムを得られなくなること」。

どうして女性たちはセックスでイクことはこれほど苦戦しているのでしょうか。今回は、女性がセックスでイケない理由を説明したうえで、オーガズムを得るためのテクニックを3つご紹介します。

女性がセックスでイケないのは、「男のためにセックスしているから」

セックスと愛情をセットで考える女性は多いですよね。しかしセックスを通して「愛情確認」を重視すぎると、“快感”が遠のいてしまうことがあります。

「デートの前日はむだ毛をきれいに処理して、セクシーな下着を身に着けよう」
「彼の愛撫にはセクシーなあえぎ声でしっかりリアクションをとろう」
「フェラが上手い女に男は感激する」

“愛されるためのベッドテク”が女性たちの行動を支配し、セックスを窮屈なものへと変えてしまうのです。いわば「男のためにセックスしている状態」。まじめで愛情深い女性ほど「男のためのセックス」に陥りがちです。

いつも男性の快感を優先しているから、自分はいつも不完全燃焼で終わってしまう。
男性の顔色を気にしてセックス中は演技ばかりしているから、男性も女性の不満に気付くことができない。

男性から「愛情」を感じるためにセックスしていたはずなのに、気がつけば愛情を与えるのは自分ばかり。本当の意味で深い満足感を得ることができないから、男性に対して不信感が募り、セックスのモチベーションも下がってしまう。

あなたもこんなセックスしていないでしょうか。

セックスでイクコツその1:奉仕をやめよう

セックスのとき、「これをしなきゃ」「あれをしなきゃ」という考えで頭がいっぱいになってしまう方は、まず相手に快感を与えることを一切やめてみましょう。

セックスの主導権は「あなた」にあります。あなたの肉体的な快感につながらないのであれば、フェラもする必要はありません。彼におねだりされたら、「たまには私にも同じことして」と言っていいのです。

セックスでイクコツその2:信頼できる相手とセックスしよう

もしセックスで彼のおねだりを断るときに、「彼に申し訳なくて言えない」「断ったら嫌われそう」という考えが一瞬でも頭をよぎる場合は、それはあなたが彼を心の底から信頼できていない証拠。そもそもそういう相手とは、セックスをすべきではないのです。

ぜひ一度、勇気を出して、彼に「こういうセックスがしてみたい」「これはしたくない!」と伝えてみて。彼が本当にあなたのことを思ってセックスしているのであれば、喜んであなたの要望に応えようとしてくれるはずですよ。

ここで嫌な顔をされてしまったら、それはお別れのサイン。「彼は自分にふさわしい相手ではなかったんだ」と早めに気が付けてよかったぐらいの気持ちで、潔くお別れしましょう。

セックスでイクコツその3:自分が気持ちいいことを考えてみよう

セックスでは彼にどんなことをしてもらいたいですか?いまひとつイメージできない方は、アダルト動画をみたり、彼との理想のセックスを思い描きながらオナニーをしたりして、おねだりしたいことをまとめておきましょう。

・こういう言葉を言われると興奮する
・ここを触られると感じる

など、なるべく具体的に伝えるのがポイント。

心と身体を解放できる相手とたくさん会話をしながら時間をかけてセックスしてみましょう。

ちょっとわがまますぎるかなぁ…と感じるぐらいに自分が“したいこと”を発信し続ければ、やがてオーガズムの波も近づいてくるはずですよ。諦めずに根気強く続けてみてくださいね。