膣でイクための4つのステップ【初心者入門編】

膣でイク方法については、PINKYでも何度も書いていますが、よく聞かれるテーマなので、改めて触れておきたいと思います。

特別な道具は不要です。自分の身体とリラックスできる空間があれば、すぐにでも実践できちゃいます。ここでは、初心者向けに4つのステップに沿ってご説明します。

STEP1:膣の性感帯「Gスポット」の正体を知る

女性のオーガズムには、「外イキ」と「中イキ」と呼ばれる2種類があります。外イキはクリトリスで感じるオーガズムのこと。それに対して、中イキは膣の中にある「Gスポット」という性感帯によるオーガズムです。

クリトリスとGスポット。それぞれ名前が違うので、まったく別の部位のように思えるのですが、実はこの2つは、体内でつながっており、おなじ器官なのです。Gスポットと呼ばれる部分は、クリトリスの脚にあたる部分。私たちが普段目にしているクリトリスは、「亀頭」にあたる部分で、そのほとんどが体内に埋もれています。

Gスポットという名前の由来は、発見者のエルンスト・グレフェンベルクさんにちなんでつけられたそうです。ちょっと紛らわしいですよねぇ…。

もともと膣の感度はそれほど高くありません。いわゆる中イキを体感するためには、このGスポットの感度を育てる必要があります。

STEP2:Gスポットを実際に触ってみる

次のステップでは、膣内に指を入れて、実際にGスポットと触れ合ってみます。あらかじめ、石鹸で手を洗い、爪は短くカットしておいてくださいね。

イスに腰をかけて、利き手の中指を膣の中に挿入します。第二関節のあたりまで挿入したら、グルグルと円を描くようにゆっくり指を動かしてみましょう。人によってはくすぐったいと感じることもあるかもしれません。膣を傷つけないように気を付けながら、無理のない範囲で触れてみます。

慣れてきたら、指の動きに変化をつけてみましょう。トントンと膣壁を軽くノックするようにしたり、上下に擦ったりして感覚の違いを楽しみます。

Gスポットは膣口から3~5センチほど離れた「お腹側」に位置していると言われていますが、その場所や感じ方は人によってさまざまです。

最初から場所を突き止めることにこだわりすぎると、体がこわばってしまい、なかなか気持ちよくなれずに終わってしまうことも。はじめのうちは、「なんとなくこのあたりが気持ちいいかも」という体験ができるだけも大きな収穫だと思うようにしましょう。

STEP3:膣に力を入れてみる

中イキの開発は1日にしてならず。あとは日頃からどれだけGスポットの存在を意識できるか、という点もポイントです。

性感帯を育てる行為は、ダイエットによく似ています。例えば、「夏までにウエストを引き締めたい!」と思ったら、オフィスで仕事をしているときも腹筋に力をいれたり、甘いものを控えたりしますよね。

同様に、「中でイケるようになりたい!」と思ったら、日常生活のなかで膣に意識を向けることが第一歩となります。通勤やお昼休みなどの空き時間を利用して、Gスポットを目覚めさせるトレーニングをしてみましょう。

方法はとても簡単。軽く目を閉じて、深呼吸をします。息を吸ったときに膣を緩め、吐く息にあわせて膣を上にぎゅっと引き上げるように力をいれましょう。

このとき膣圧でGスポットをマッサージするようなイメージを膨らませると効果的。この動きが難しい場合は、呼吸にあわせてお尻の穴を締めるだけでもOKです。これを1週間から10日ほど続けてみましょう。

STEP4:クリトリスと一緒に刺激する

いよいよ最後のステップです。ここでは、ひとりエッチでGスポットを刺激してみましょう。

最初はクリトリスや乳首を刺激して感度を高めましょう。膣に潤いが出てきたら、中指を挿入します。このときもクリトリスへの刺激はやめません。両手を使い、「クリトリス」と「Gスポット」の2点攻めで感じていきましょう。

ステップ1でもお伝えした通り、この2つはおなじ性感帯ですので、上下から性感マッサージをしているイメージを持つといいと思います。

はじめのうちは、「クリトリス:Gスポット=8:2」ぐらいの割合で刺激していきます。回数を重ねるごとにクリトリスへの刺激を弱めていくと、Gスポットの感度が磨かれていくはず。

Gスポットを開発すると、ペニスを受け入れたときのフィット感も増しますよ。自分のペースでゆっくり開発してみてくださいね。