動物もオナニーをするの?愛犬にオナニーを教えてみた結果

私たちをとろけるような快感で包み込んでくれるオナニー。その特権は人間だけに与えられたもの……と思っていませんか。

今回はあまり知られていない、野性の動物界のオナニー事情を調査。我が家の愛犬・ミニチュアダックスフンド(オス・2歳)にもオナニーを教え込む実験をしてみました。どうやら「気持ちいいことが好き」なのは、人も犬も同じようです。

動物のオナニー事情

オナニーは人間特有の行為と思われがちですが、実は動物も自慰行為をしています。海外サイトでみつけたコラムを参考に、いくつか興味深いものを紹介していきます。

セックストイをつかう「ヤマアラシ」

メスのヤマアラシは、生殖器を食べ物やお皿、棒やケージのワイヤーなどに擦り付けるそうです。私たちのまわりにも、野菜を加工して、ペニス代わりにつかう女性がいますが、セックストイを使うという点では、何ら変わりがありませんね。

オーラルをする「セイウチ」

体が柔軟なセイウチは、手だけでなく、口をつかってオナニーをするそうです。相手がいなくても、ひとりでクンニリングスが楽しめるなんて、羨ましい限りです。

オナニーで性病から身を守る「リス」

2010年にフロリダ大学がリスの自慰行為について調査した分析によると、雄リスのオナニーは生殖器の身づくろいとして機能しているそうです。オナニーのときに出る「唾液」には抗菌性の作用があり、自慰行為は性感染症のリスクも軽減することができるとのこと。

リスにとっては健康を維持するために欠かせない行為であるとわかると、オナニーってなんだかありがたいことに思えてきますね。

【実験】犬にオナニーを教えるとどうなるの?

チワワ

犬を飼っている方ならわかると思うのですが、オス犬って足や腕にまとわりついてきて、マウンティング(交尾)をすることがありますよね。

1歳を過ぎたぐらいから交尾をするようになって、ちゃんとしつけをしないと、自宅にお客さんがくるたびに「あ、あらまーごめんなさいね><」って気まずい雰囲気になるものです。

我が家の愛犬も一応男の子なのですが、1歳になる前に去勢手術をしたせいか、ほかのワンちゃんと遊ばせる機会が少ないせいか。これまで一度もマウンティングをしたことがなかったのです。

オナニストの私からみれば、なんて人生損しているんだ……!という話。

我が家の愛犬のようにマウンティングをしない子にオナニーを教えたらどうなるんだろう…?そんな興味本位から実験をしてみました。

実験方法と結果

犬のペニスを手で優しくしごくだけ。寝ているときに触ったら何にも反応がなかったので、遊んでいるときにおちんちんをツンツンと指先で突くところから始めてみました。

しばらく続けていると、愛犬は何かに目覚めたかのように自分から「おちんちんを触って~」と私の手にまとわりついてくるように。まぐれかと思い手を別の場所へ移動させても、すぐにくっついてきました。

自分から腰を振ることはないのですが、自分のペニスをしっかり私の手にあたるようにしながら、何かを待っていました。まさかわが子がここまでマグロだったとは……。

これまで射精した回数は2回(去勢手術をしていても、一応液体は出るようです)。2回とも最初におちんちんをしごいてあげて、ペニスがパンパンに勃起してきたら、最後の30秒ぐらいは自分で腰を振っていました。

射精されるとその後のお掃除が大変なので、もっぱら愛犬のオナニーは寸止め状態が続いています…。

最近はお腹空いたときや遊んでほしいときにおちんちんをこすりつけてくるようになって、ちょっと困っています。犬も気持ちいいことをやめられないのは一緒なんですねぇ。

中毒性は高いけど健康を損ねないのが、オナニーの魅力

思春期の頃、テストや受験勉強にエネルギーをむけなければならないのに、性欲を抑えられずオナニーをしてしまう自分に嫌気がさしたことはありませんか。

「この1回でやめよう!」「ああ、またしてしまった……」とオナニーに対して罪悪感を持つのはきっと誰もが一度は通る道ですよね。

人間だって他の動物と同じように快楽を求めて生きるもの。オナニーをやめようと頭では思っていても、体は思い通りにはならないのが自然です。だったら無理をしてやめることはないと思いませんか。

セックスやマスターベーションで得られる「オーガズムの快感」は、まるで空を飛んでいるような感覚で、麻薬に似ているといわれます。「カラダの相性がいい恋人との別れほど惜しいものはない」と語る女性もいるくらい、オーガズムの快感って人を虜にし、中毒性の高いものなのです。

この世の中には、麻薬、酒、たばこ、ギャンブルなど、「たしなみ方」を間違えると、人の人生を狂わせる危険性の高いものがたくさんありますが、オナニーだけは一晩に何回しても、カラダを傷つけることはありません。

オナニーは高等動物だけに与えられた産物。満足のいくまで励めばそのうち飽きるときがやってきますから、前向きに楽しんだもの勝ちなのかなと思いました。

参考サイト:
Why So Many Animals Evolved to Masturbate (livesience.com)