オナニーをやめられない自分に自己嫌悪【性の悩み相談】

こんにちは。岩崎みさとです。今回は「オナニーをやめられない自分に自己嫌悪する女性」からお悩み相談です。解決策とは?

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悩み相談

オナニーをやめたいです。私は小学校高学年からオナニーをしています。もともと性欲が強い方で、我慢できないときは1日に何回もしてしまうこともあります。

しかし今の彼氏は性に保守的なタイプで、女性が自慰行為をするのを受け入れられないそうです。(昔付き合ってた彼女がオープンな性格で、オナニーのやり方などを包み隠さず話され、ドン引きしたといっていました)

彼のことが大好きなので少しでも彼が理想とする清純な女性に近づきたいのですが、どうしてもムラムラしてやめられません。オナニーをやめるために何かいい方法はないでしょうか。(20歳女性、大学生、ハルさん)

性欲が湧くのは健康な証拠。オナニーをやめる必要はない

オナニーに対して罪悪感をお持ちなのですね。性への好奇心が旺盛な若い頃は、抑えきれない性欲と理性との狭間で悩むものです。私も何度オナニーをやめようと決意したことか……。

今度こそ終わりにしようと心に誓っても、1ヶ月もすればじわじわと欲求が溢れてきて、我慢できずに性器に手を伸ばしてしまうんですよね。おそらくこれは誰もが通る道だと思います。

そして「オナニーをやめたい」と真剣に悩んでいらっしゃるのであれば、それは次のステップに移行するタイミングととらえましょう。

オナニーは性欲の強い異常な女がする、おかしな行為ではありません。健康な女性であれば、誰でもしている習慣なのです。

まだお若いので周りの友達に聞いても「そんなことしないよ」とはぐらかされるかもしれません。しかしそのうち恥じらいがなくなって本当に仲のいい友人とオープンにオナニートークができる日がやってきますよ。その頃になれば、オナニーへの罪悪感も自然と感じなくなっていることでしょう。

今はまだ恥ずかしくてオナニーしているなんて言えないかもしれませんが、あなたの周りの女友達もほとんどみんなオナニーをしています。

これはお腹が空いたらご飯を食べたくなるのと同じように、自然と湧いてくる欲求ですから、ムラムラしたら「あ、今日も健康なんだな」と思って、明るい気持ちでオナニーをしましょう。

オナニーはセルフラブ。自分自身を愛すること

そもそも「オナニー」という言葉にもネガティブなイメージがありますよね。別の言葉で言い換えてみましょう。

セックスがメイクラブなら、オナニーはセルフラブ(自分自身を愛すること)と呼んでみてはいかがでしょうか。

自分を愛することができない人間は、他人を愛することが苦手だし、他人からも愛されません。つまりセルフラブ(オナニー)をすることは、彼を愛し、彼から愛されるためにも必要なことなのです。

実際、普段からオナニーをしている女性は自分の体のことをよくわかっているので、セックスでも感じやすくなると言われています。また男女の体はよく似ているので、自分自身を気持ちよくするのが得意な人は、床上手でもあるのです。

自分の欲求に素直になろう

それから「彼が理想とする女の子になりたい」とのことですが、私の経験上、彼の色に染まりたいと思っているときの恋愛ってうまくいかないことが多いです。

彼がロングが好きだから髪を伸ばす。
彼が女性らしい格好が好きだからスカートばかり着る。

こうやっておしゃれも性格も、彼の好みに合わせていると、「個性」が埋没してしまうんです。はじめのうちは彼が喜ぶ顔をみられて楽しいかもしれませんが、そのうち彼と過ごす時間が窮屈に感じてきます。

お話を伺う限り、彼は「女性はこうすべき」と性別に対する固定概念を強く持っているタイプですよね。これは言い換えれば、女性に対する免疫がないという証拠です。

AV女優がエロくあってほしいけれど、自分が付き合う彼女は清純派でいてほしいと願っているんですね。なんて身勝手な話だ・・・

女性は、性欲もあるし、オナニーもする。彼も人生経験を積めば、いずれその事実を受け入れられるようになります。

あなたがすべきことがオナニーをやめることではなく、彼に免疫をつけさせること。

いや、いまどき女だってオナニーするし。それが受け入れられない器の小さな男なんてだっさー(^^;;ぐらいの毅然とした態度でいきましょう。