おもちゃでしかイケない女子は「タッチ力」を鍛えよう

インターネットが普及したことでスマホひとつで気軽におとなのおもちゃが手に入るようになりました。それに伴って、ローターやバイブなどの道具でしかイケない女性も増えています。

おとなのおもちゃを使ったオナニーに慣れすぎてしまっているため、愛する人の手や舌では快感を高めることができないのです。そこで今回は、「おもちゃでしかイケない女子」のお悩みを解決する方法をお届けしましょう。

濡れるタッチ3原則

セックスアドバイザーのオリビアさんは、書籍「誰も教えてくれなかった、飽きないセックス」の中で、濡れるタッチの実践法を紹介しています。そのポイントは次の3点。

その1、力加減は超ソフト

いわゆる「フェザータッチ」。手が体に触れるか触れないかくらいの軽くゆっくりなタッチ。イメージとしては、肌表面に生えている産毛をなぞるような力加減。

その2、スピードはゆーっくり

スピードが速いとくすぐったく感じるほうが勝ってしまうので、深呼吸に合わせるようにゆっくりと。鳥肌が立つようなゾクゾクを感じます。

その3、ボディパウダーが活躍

フェザータッチは肌表面をいかに軽くなでるか、が大切。初心者はボディパウダーなどで体の表面をサラサラにすると感度アップ。

3回に1回は指を使ったオナニーをしよう

おもちゃやシャワーなど道具を使ったオナニーはオーガズムのコツをつかむ上で便利なアイテムですが、道具に頼りすぎてしまうのは危険。

「特定の刺激」がないとイケない→セックスでも感度が高められない→セックスが気持ちよくない

という負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。

道具だけでなく、特定の体位やおかずがないとイケないという人も要注意。彼が再現することのできない刺激でオナニーをしていると、いつまでたってもセックスで感じることができません。

普段はあっさりしたオナニーをしている女性も、自分の指で感じるオナニーしてみることをおすすめします。

最低20分、スローオナニーを実践

インスタントオナニー派の女性は、性感帯をささっと刺激して、数分足らずで終わるというスタイルの人が多いでしょう。

オナニーでは自分が感じるポイントを効率的に刺激することができても、セックスでは同じようにはいきません。

男性は女性の体の構造について無知です。手探りで愛撫をしている人がほとんどですから、そう簡単にオーガズムを迎えることはできないのです。

セックスでオーガズムを感じるためには、最低20分必要、とも言われています。オナニーをするときはこのぐらいの時間をかけて、ゆっくりと感度を高める練習をしましょう。

いきなりクリトリスを刺激するのでは意味がありません。目を閉じて妄想を広げながら、お尻や胸など全身の性感帯へのタッチを繰り返しましょう。

いきそうになったら指の動きを止める。またゆっくり刺激する。このタッチ法を覚えるとセックスでも驚くほど感じるようになりますよ。

コツをつかんだら彼と一緒に実践してみて、気持ちのいいセックスにつなげてみてくださいね。