100%おもちゃ派、指ではイケない女性【オナニー白書Vol27】

オナニーのやり方は十人十色。だけどほかの人がどんなふうにオナニーをしているのかって気になってもなかなか聞きにくいトピック。さて今回は、100%おもちゃ派で、指でのオーガズムを知らない女性のオナニー事情を取材しました。

人物紹介

年齢:27歳
職業:フリーランス(Webデザイナー)
彼氏の有無:あり(交際期間:1か月)

オナニーデビューは12歳。BL漫画がきっかけで

ーーオナニーを始めた年齢ときっかけを教えてください。

「小6ぐらいだったと思います。私は子どもの頃からずっとオタクなので、BLの漫画が好きで。そういう情報をネットで調べているうちにエロ系のことを学んでいった感じです」

ーーそういった情報は携帯で調べていたんですか?

「いえ、当時はまだ携帯を持っていなかったので、家族共用のパソコンです。私の家は一軒家で1階にリビング、2階に寝室と書斎があって。みんながリビングでテレビを見ているタイミングを見計らって、パソコンがある2階の書斎でこそこそとそういうサイトを閲覧していました」

ーーそのときのやり方を教えてもらえますか?

「エッチな画像や官能小説を見ながらひたすら妄想していました。そのときは自分のアソコに触れるのが怖くて。エロいものをみながらムラムラして・・・気が済んだら自分の部屋に戻って寝ていました」

22歳、ラブグッズと出会う

「自分の体に触るようになったのは高校1年生ぐらいですね。官能小説を読みながら、手であそこを触ってみたんですが、あんまり気持ちよくなくて。結局、小説に出てくる女の人と自分を重ね合わせて興奮していました。オーガズムがどんなものなのか、この頃もよく分かっていなかったと思います」

ーーその後、オナニーのやり方に変化はありましたか?

「22歳で初めてラブグッズを使いました!当時、半同棲状態だった彼氏と一緒にエルシーラブコスメでバイブとローターを買ったのがきっかけです。最初は軽いノリだったのですが、その彼とするよりもおもちゃのほうが気持ちいいことに気が付いて。なんか愛情が冷めていきましたね」

ーーなるほど。このときもまだオーガズムは未経験ですか?

「はい。セックスには満足できなくて、行為後に彼の隣でバイブを使っていました。でもイクのが怖くて、いつも寸止めしてました。セックスだけが原因ってわけじゃなかったけどその彼とはしばらくして破局。そこからしばらくはオナニーやセックスと無縁の生活を送っていました」

ローターで念願の初イキ!

ーー再びオナニーをするようになったきっかけは何ですか?

「25歳の頃です。その頃、新しくできた彼と破局して、ふとおもちゃの温もりを思い出したんですよ。ひさびさに使ってみようかなという気持ちになって、ネットでローターを買いました。フェアリーっていうピンクローターで、私の初イキアイテムです。そのローター、今でも枕元に置いてあるんですよ!笑」

ーー初めてオナニーを始めてからオーガズムを体感するまで13年ぐらいかかったんですね。しかもオナニーのお供は、ローターって。今でも指ではイケないんですか?

「うーん何度か試しましたが、無理でした。なんか気持ちよくないんですよね。ローターの振動に慣れすぎて、感度が落ちているのかも。男の人にクリトリスを触られたり舐められたりしても、感じないし…」

彼のセックスは60点、週3日のオナライフ

ーー現在は彼氏がいるとのことでしたが、オナニーはしていますか。

「全然します!週3日ぐらい。絶好調です」

ーーということは彼氏とのエッチにはあんまり満足していない・・・?

「うーん…はい。まだ1回しかセックスしていないからわからないけど、今のところ60点って感じですね。最近まで仲良くしていたセフレ君との相性が最高だったので、どうしても比べてしまいます」

ーー彼の教育も大事だけど、「自分の感度を磨いておくこと」も同じぐらい大切ですよ。おもちゃを使ったオナニーは楽ちんにイケますが、ローターが繰り出す振動を人間の指で再現するのは難しいので。彼の舌や指でもイケるように、オナニーのやり方を工夫してみるといいかもしれませんね。