ひとりでするけどイキ方が分からない女性【オナニー白書Vol22】

今回お話を聞いたのは、21歳/大学生/彼氏なしの女性。オナニーはするけど、オーガズムを感じたことがない…と悩みを打ち明けてくれました。

性の目覚めは、友人の性体験に刺激されて…

ーー初めてオナニーをしたのはいつですか。

「はっきり覚えていませんが、中学か高校生の頃。同学年の子で『あの子とあの子がセックスした」みたいな話を聞くようになって、ひとりでしてみようかなと思ったのがきっかけです」

ーーやり方は?

「最初はクリトリスを指で触って、飽きてきたら、膣の中に少しずつ指を入れます。でもやってる途中にアソコが痛くなったり、気持ちが萎えたりして、オーガズムを感じたことがないんです」

ーーなるほど。それではいつも不完全燃焼で寝るんですか。

「そうですね。大体いつもエロ小説をおかずにしているのですが、読んで満足するときもあるし、どうしてもムラムラがおさえられなくなったらアソコを触る感じ。でもこれまで『イった!』とはっきり自覚したことはありません…」

AVより小説派

ーー具体的にどんなものをおかずにしているんですか。

「最初は、夢小説にハマっていました。マンガやゲームのキャラクターの名前を読者が自由に設定して読むことのできる小説のこと。ちょうど私が中高生のこときに携帯小説が大流行していて、ネットでいろいろと漁っていたら、みつけました。今でもスマホを片手に布団をかぶって読んでいます」

ーーAVはどうですか。

「あまり好きじゃないです。友達同士でふざけてみたことはありますが、女性が乱暴に扱われている作品が多くて、あまり興奮はしないですね。それに動画より小説のほうが妄想が広がるので、めっきりエロ小説派です」
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自分の中でオーガズムのイメージを膨らませて

今回お話を聞いた彼女のように、「オナニーを試してみたけど、イキ方が分からない」という女性は多いもの。

オナニーはスポーツや音楽と似ていて、すばらしい絶頂感を味わうためには「トレーニング」が必要です。

そのためにまず、「他の人はどんなふうにしているのか」「何をおかずにしているのか」など、仲の良い友人同士で打ち明けてみるといいでしょう。

他の人のやり方を聞くと、意外とみんなしてるもんなんだぁ…と心のタガが外れて、快感に身をゆだねられるようになるはず。

自分の中でオーガズムのイメージを膨らませるようになれば、夢の体験はもうすぐソコです。