この連載では、20代~30代のイマドキ女子たちのオナニー事情を個人取材。女性目線で、女性が気持ちよくオナニーを楽しむための秘訣を大調査していきます!
今回のオナニスト人物紹介
今回お話を聞いたのは、24歳出版社勤務の女性。学生時代から勉強が得意で、進学校に通っていた彼女は、オナニーのやり方にも知的さが滲み出ていました。
オナニーでのオーガズムは未経験
ーーオナニーを始めたのはいつ頃?
「たぶんけっこう早くて10歳ぐらい。小さい頃から読書が好きで、官能小説を片手にオナニーをしていました。ベッドの中でうつぶせになって、利き手で本を持ちながら、もう一方の手の平でアソコをこすったり、押したりする感じ。これって変ですか?」
ーーどうでしょう。人によってやり方は全然違うので気にすることはないと思います。でも、そんなに強い刺激で、どうやってオーガズムに達するんですか?
「実は、イク前に腕が疲れてしまうのでオナニーでは一度もイったことがないんです。オナニーを始めて3分ぐらい経つと、『イケないしもういいや』と諦めて寝てしまいます。でもしている間はムラムラするので、それなりに満足はします」
ーーなるほど。セックスではイケるんですか?
「(膣の)中だとイッタことがあります。5年ぐらい付き合っていた元彼とのセックスで何度か。交際して4年目ぐらいのときに、半同棲状態になったことがあって、ほぼ毎晩セックスをしていたんです。そのときに彼が私の体をよく研究してくれて、イクことができました」
――中イキって、けっこう難易度が高いといわれているのですが、元彼さんはすごいですね。テクニシャンだったんですか?
「どうだろう……。でも“私がどうされるとうれしいか”は、よく熟知していたと思います」
ーー例えば、どんなことをしてくれたんですか?
「1番興奮するのは、言葉攻めですね。『こうされると気持ちいいんでしょ?』とか言われると、もう……やばいです。あとは、男性が胸をしゃぶっている姿を眺めているのが好きなんです。胸を触られるだけでも濡れちゃいます」
ーーとても感じやすいんですね。うらやましい!
「そうかもしれません。元彼とセックスするときは、いつもすぐに濡れていました。初めて付き合った相手だったし、すごく好きだったので。『私にはこの人しかいない』という感情がさらに興奮を高めていたのだと思います」
新しい彼氏とのセックスには不満あり
ーーなんと冷静な分析!セックスは単に肉体的な欲情ではなく、本来心や頭とつながっているものですよね。だから愛する人とのセックスってとても興奮するし、オーガズムも得やすい!
「たしかにそうかもしれません。実は最近、新しく彼氏ができたんですけど、セックスがいまいちなんです。というか、24歳で童貞だったんですよ。まだ2回しか交わっていないけど、とにかく彼は早漏なので、ペニスを味わう余裕なんてありません。この先、うまくやっていけるか不安で……。」
ーー最近、20代男子にも童貞が増えているって言いますけど、本当にいるんですね。講師業、ご苦労様です。童貞を卒業したばかりの彼に満足させてもらうには、もう少し時間が必要でしょうから、オナニーとうまく付き合いながら、性欲を満たしてくださいね。
「たしかに。セックスで満足できないときこそ、オナニーは大事ですよね。私は、まだ外イキができないので、また挑戦してみようかなぁ。」
最近のおかずはスマホ小説、たまに「一徹」
ーー今もおかずは官能小説ですか?
「基本的には(笑)。あとは、電子書籍とか。個人の経験を赤裸々に書いてあるのを読んで、光景を想像したほうが興奮するんですよね。」
ーー活字に萌えるんですね。動画はまったく見ませんか?
「AVは無理です。可愛い女の子が犯される姿にはムラムラするけど、男の人の汚いお尻とか、お肉たっぷりのお腹とかが見えた瞬間に、気持ちが萎えます。
でも最近、女友達と3人で温泉旅行に行ったときに、一徹のDVDを持ってきた子がいて、朝までずっと鑑賞会をして楽しみました。男優さんもあのぐらいイケメンできれいな体だと、動画を見る楽しみが増えると思います。
男性が見るAVと違って、女性が愛されながらしている感じが伝わってくるし、自分の恋愛に置き換えながら見ることもできるので、彼氏に『こんなことしたい』といいやすい仕草がたくさんあるのがいいですね」
クリトリスは男性とペニスと同じ役割を持っているので、女性にとっても感じやすい性感帯です。ぜひオナニーで開発して、セックスのときにもとりいれてみてくださいね。