腐った魚のニオイ?!女性器から漂う悪臭の原因とは…

「ニオイ」は五感のなかで唯一、記憶に働きかける感覚と言われています。いい匂いのする女性は、男性の心をつかんで離さないもの。もちろん、性器のニオイだって例外ではありません。

もし彼が積極的にクンニリングスをしてくれないとしたら、それは女性器が放つ「強烈な悪臭」が原因かも。ここでは、女性器のニオイの原因と対策についてお話ししていきます。

あなたのアソコは大丈夫?

みなさんは自分の性器がどんなにおいをしているか、ご存知でしょうか。

たとえ猛烈な悪臭を放っていたとしても、その事実をパートナーに打ち明けられる男性は少ないもの。女性を傷つけないように我慢してクンニを続けるか、直接口をつけずに指などの刺激で留めるかのどちらかを選択するケースがほとんどです。

そうなるとセックスの幅も狭くなりがち。男性の発情スイッチも停止状態が続いてしまいます。私のアソコは大丈夫かしら…?!と心配になった方は、自分で確認してみるのがおすすめです。

ひとりエッチをした後に、湿った愛液を自分の指やティッシュなど拭い、ニオイを嗅いでみましょう。普通はほのかに生臭いにおいが漂ってきますが、悪臭が強い場合は、「魚が腐ったようなにおい」がするそうです。

悪臭の原因1:恥垢がたまっている

悪臭の原因は、尿やおりものが付着していることです。女性器はひだ状の器官が多いため、お風呂に入ったときに丁寧に洗い流さなければ、恥垢(ちこう)がたまってしまうのです。

対策としては、シャワーを浴びるときに性器も丁寧に洗うのが一番効果的。指の腹をつかって、小陰唇やクリトリスの包皮など、ひだをなぞるようにして丁寧に洗いましょう。(女性器の洗い方については「こちらの記事」でも詳しく解説していますので読んでみてくださいね)

ただし、ボディーソープやせっけんなどを使うとカンジタが悪化することがあるので要注意。どうしてもニオイが気になる場合は、デリケートゾーン専用の石鹸などを使用してください。≪TV・雑誌でも話題≫2分に1個売れているニオイ・おりものケア!

悪臭の原因2:悪玉菌が悪さをしている

もうひとつは、悪玉菌が悪さをしているケースです。人間の体にはたくさんの細菌がいます。菌と聞くと、なにか体に悪いものなのでは…と思う方もいるでしょうが、通常、最近は健康の維持をサポートする存在です。有名なところでは、腸内の乳酸菌などがありますね。

女性の膣内にも細菌が潜んでおり、子宮や膣からの分泌液を栄養分として繁殖しています。腸内と同じく善玉菌と悪玉菌がいるのですが、そのうち悪玉菌である「ガードネレラ菌」が増えるとにおいがきつくなるのです。

ガードネレラ菌の感染経路は、他の性感染症などと同じく、セックスがほとんど。ただしこの菌に感染しても、善玉菌が多い状態を保っていれば、悪さをすることはありません。膣内の善玉菌は、デーテルラインと呼ばれる乳酸菌の一種。この細菌が栄養分を分解して、乳酸を作ることで膣内が酸性に保たれて善玉菌の増殖を抑える働きがあります。

ところが風邪や花粉症などで免疫力が低下したり、抗生物質を服用したりすると、膣内の乳酸菌が減ってしまい、悪玉菌がニオイの元となるのです。

予防法としては、なるべく健康に無理のない生活を心がけること。なかでも食生活の改善は重要です。ヨーグルトなどの乳酸菌が入った食べ物を取ると、体質が改善されて膣内の乳酸菌も増えるという調査結果も出ているそう。

性器を清潔に保ち、膣内環境を整えることで、男性がおもわずクンニしたくなるような「におい美人」を目指していきましょうね!