本当に気持ちいい「クンニリングス」の方法を一挙公開!

「セックスでイケない」「気持ちよくない」と悩む女性は多いもの。そんなカップルにぜひセックスで取り入れてほしいのが「クンニリングス」です。

とろとろの舌が作り出す繊細なタッチは、女性を最高の快感へと導きます。しかし男性の中には、「具体的にどこを舐めると感じるのか?」「どんな舌使いが気持ちいいのか?」をわきまえていない人が大多数。

「クンニってそんなに気持ちよくないと思うんだけど…」という女性は、ぜひここでご紹介するテクニックを彼におねだりしてみてください。今回は彼のクンニテクニックをぐんと向上させるために役立つテクニックをお伝えします。

クンニリングスとは?

クンニリングス(cunnilings)とは、舌や唇をつかって女性器を愛撫するオーラルセックスのこと。語源はラテン語のcunnus(外陰部)とlingere(舐める)で、日本語では「クンニ」と略して呼ばれています。

今でこそ前戯のひとつとしてすっかり定着したクンニリングスですが、かつて西洋社会では「クンニリングスは男性が女性に服従するもの」として軽蔑されてきた歴史があります。

女性の性欲やオナニーと並んで社会的に「タブー」とされてきたうえ、衛生的な理由や恥ずかしさからクンニリングスを好まないカップルもいますが、女性がセックスで快感を高め、気持ちのいいオーガズムを迎えるためには欠かせない行為です。

なぜクンニは気持ちいいの?

女性の中には「恥ずかしい」「ニオイが気になる」という理由から、クンニリングスに対して苦手意識を持つ人もいます。

もちろんセックスの楽しみ方はカップルの数だけ無数にありますが、クンニされるのが大好きな私から言わせれば、「クンニが嫌い」なんてすっごくもったいないことだなと思います。

1.舌の潤いと柔らかさは「指」では再現できない

舌や唇が作り出す感触にはペニスや指では再現できない「気持ちよさ」があります。指と比べて舌先は繊細な動きも得意。感触に加えて、「温度」も重要ですね。

夏の暑い日は氷で口の中を冷やす、冬はお湯で口の中を温めてからクンニを始めると、極上の快感が味わえます。ふっくらとした唇と柔らかくねっとりとした舌の気持ち良さを知ってしまったら、もう指マンでは満足できないのです。

2.精神的な充足感が得られる

セックスのゴールを「射精」と考えるならば、男性が勃起さえすれば挿入はできますから、クンニリングスって本当は必要のない行為です。それにクンニリングスって口や鼻の中にマン毛がはいったり、愛液のにおいがしたりして、男性のなかには「面倒」に感じる人もいます。

それでもわざわざクンニをしてくれる男性がいるのは、「彼女が感じる姿を見たい」というやさしさから。そんな愛情を感じ取れるセックスをすると、肉体的な快楽だけでなく、精神的な充足感に満たされるのです。

気持ちのいいクンニリングスの条件1「適度な潤い」

クンニリングスでは「唾液」が潤滑油となります。ガサガサの乾いた唇や指で刺激しても摩擦で痛いだけ。口の中が乾くときは、セックスの前に水分補給をするなどして潤いキープを心がけます。

drinking-water-filter-singapore-1235578_960_720 (2)

「潤いが大切」とはいっても、お尻のほうまでたらーんと唾液が流れるほど“ヌレヌレ”にするのはやり過ぎ。よくクンニ下手な男性は、マン汁を吸うようにジュルジュルと変な音を立てようとしますが、女性目線ではそんなことされても気持ちよくないし、ただの興醒めプレイです。

しかもこういう人に限って「いやらしい音がしてるね」「こんなに濡れてるよ」とドヤ顔で言葉攻めをしてきたりするんですよね。女子はまったくうれしくないですし、こんな男の身勝手なプレイに付き合わされているからクンニ嫌いな女性が増えるのでしょう。クンニの時は、唾液を薄―く伸ばすようにして適度な潤いを保ってもらいましょうね。

気持ちのいいクンニリングスの条件2「たっぷりと時間をかけて焦らす」

クンニに慣れていない女性の場合、男性の愛撫でオーガズムに達する時間は30分以上かかることもあります。

ところがラブリサーチの調査によれば、男性の7割がクンニにかける時間は「5分以下と回答しているそうなのです。そのうち約半数は「3分以下!!」。短すぎますよね~。そんなせっかち男子の「カタチだけのクンニ」では、オーガズムどころか快感を得ることすら難しいでしょう。

このタイプの男性とのセックスでは、女性のほうから「オーガズムに対する認識」を教えることが大切。女性のオーガズムには男性が想像している以上に時間がかかることを理解してもらう必要があるのです。

ちなみに私は、クンニの気持ち良さに目覚めたころ、その日限りのセックス相手に1時間近くアソコを舐めさせたことがあります。さすがにやりすぎた感はありますが、最初はどのカップルもお互いの性感帯を探りながら理解を深めていくものなので、こうやって時間をかけてトレーニングする日があってもいいと思います。

クンニリングスの流れ1:太ももやお尻を舐める

クンニリングスといえば「クリトリスを舐めればいい」と思い込んでいる男性もいるのですが、それは誤解です。いきなり性器に触れるのはNG

まずは太ももに舌を這わせたり、お尻を唇で甘噛みしたりして、期待感を高めます。下着のVラインの脇に波線を描くように舌で舐めあげても◎。じんわりと下着が湿ってくるぐらいまでたくさん焦らすことが大切です。

クンニリングスの流れ2:下着の上から優しく

下着の上から愛撫するときは舌全体でぺろんと下から上に舐めあげたり、舌先で膣口やクリトリスをツンツンと突いたりします。たまに下着をちょっとずらして、すきまから舌を入れるのもエロいですね。

個人的には下着の上からアソコを舐められる時間が一番好きです。下着を履いていることで、いやらしい部分が見えそうで見えないのがエロスを刺激します。クンニリングスにおいて「パンツの布一枚」の存在ってすごく大きんです。

クンニリングスの流れ3:大陰唇~小陰唇を舐める

下着を脱がせたら女性器とご対面!ですがここでもまだクリトリスはお預けです。性器の愛し方は、大陰唇→小陰唇→包皮の上からクリトリスを舐めるといった感じで、少しずつクリトリスに近づくように舐めるのがポイント。

小陰唇のビラビラを唇でハムっと噛んだり、大陰唇に舌を押し当てるようにして、あそこを存分に味わいましょう。

クンニリングスの流れ4:クリトリスを舐める

たっぷり焦らして快感が高まってきたら、いよいよクリトリスへ移動します。最初は皮の上からキスしたり、軽く吸ったりします。舌で優しくなめるようにすると全身にじんわりと快感が広がるでしょう。

ここまでくると女性は「もうイキたくてたまらないっ!!」という衝動に駆られ、体をよじらせたり、呼吸が荒くなるなど、身体的な変化がみられるはず。

舌先を使いクリトリスの突起物をチロチロと優しくなめたり、舌全体を上下に動かしたりして、お気に入りの愛撫パターンを見つけます。時間をかけて彼をあなた専用のバター犬に教育してくださいね。

クンニでオーガズムを感じるためのポイント

アソコを舐められるとそれなりに気持ちよくなるけど、フィニッシュまで到達することができずに終わってしまうというお悩みもよく聞きます。そこでここでは、オーガズムにむけてもうひと押しするためのちょっとした工夫を3つご紹介します。

1.感じているサインを出す

気持ちいいポイントや舐め方が見つかったら、「それ好き!」と言葉にして伝えてもいいですし、彼の手を強く握ったり、体を激しくよじらせたりして感じているサインを出すのもアリ。こうやってコミュニケーションがとれるようになると男性のクンニテクは一気に向上します。

またクンニのとき、男性のモチベーションは「女性が感じること」にあるので、彼のやる気を引き出す意味でも、やや大げさにリアクションをとり、おだてながら育てたほうが早く成長するはずです。

2.あおむけ足ピンがイキやすい

快感を高めるためには「体位」も大切です。女性はオナニーをするとき両足をまっすぐ伸ばす「足ピンさん」がほとんど。この姿勢のほうが膣やお尻に力をいれやすく、オーガズムを迎えやすくなるのです。

最初はM字開脚でスタートしてもいいですが、イキそうになったら脚をまっすぐ伸ばして、アソコに力をいれるようにしてみてください。「伸ばしたほうがイキやすいの」と伝えれば彼も納得してくれるはず。

挿入のときも体位を変えると感じ方がまったく変わりますよね。それと同じでクンニのときも、その日の気分やお互いの好みにあわせて一工夫をすると、満足度が格段にUPするんですよ!クンニの体位については、こちらの記事でも紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

3.自分の手でフィニッシュを迎えても◎

最初から彼の舌だけでオーガズムを目指そうとするとハードルが高くなります。「このあたりが気持ちいい。こんなふうに動かしてみて」とクンニの方法をレクチャーするようにアソコに手を添えてみましょう。

なるべく普段のオナニーのやり方を正確にみせたほうが彼のテクニックは磨かれます。少し恥ずかしいかもしれませんが、試してみてくださいね。

コミュニケーションを大切に

「彼のクンニは全然気持ちよくない」と不満を漏らす女性は多いですが、その原因の半分は、「こうしてほしい」と要望を伝えない女性側にもあります。しっかりと言葉でコミュニケーションをとることが気持ちのいいセックスの近道なのです。

私も彼とのセックスでは、「今日はたくさんイキたいからクンニで1回外イキして、挿入でもう1回イキたい」など具体的な注文をしています。「あんまりおねだりしすぎると嫌われるかも」なんて遠慮せずにたくさん甘えてみてくださいね。

クンニリングスに関連する記事

私が実際に感じちゃった「クリトリスの愛撫方法」7パターン

2016.04.18

クンニしてくれない彼にはこんな風におねだりしてみよう!

2016.04.14

クンニされるのがどうしても嫌いな女性に試してほしいこと

2015.11.03