膣トレが続かなかった私が実践した、最速で「名器」を手に入れる方法

「産後、膣のゆるみが気になる」
「 膣トレの方法を本やネットで調べてみたけれど、なかなか続かない」

こんなお悩みをお持ちの方も少なくないはず。ダイエットと同様に、「膣トレが続かない」という声をよく耳にします。

かくいう私も、出産をきっかけに尿漏れで悩み、自分の膣がゆるいんじゃないか……と気がかりでしたが、なかなか膣トレを継続できずに過ごしていました。

今回はそんな私が無理なく、膣トレを継続できるようになった方法をご紹介していきます。

インナーボールって効果あるの? 2児のママが1週間膣トレをやってみた【体験談】

2020.02.05

膣トレを始めてみたけど、まったく続かなかった

私が自分の膣への危機感を覚えたのは、二人目を出産後。頻繁に「尿漏れ」するようになったことをきっかけでした。

セックスのときにもキュッと膣圧をいれるのが難しい…と感じることが何度かあり、「これは本気で膣トレしないとまずいのかも…」と思うようになっていきました。

以前から膣トレの方法は、知識としては持っていたのですが、いざ実践するとなると…これがまったく続かない!!

改めて、膣トレの本を購入したり、YouTubeで骨盤底筋群を鍛える動画を検索したりしましたが、すべて三日坊主で終わってしまったのです。

膣トレが続かなかったわけ

自分なりに膣トレが継続しなかったわけを分析してみたところ、

1.膣トレは効果が実感しにくい

一つ目の理由としては、効果を実感しにくい点。ダイエットは体重や見た目の変化が実感できますが、膣トレは継続しても変化がわかりにくいですよね。

膣トレによってセックスが良くなったり、健康や美容にもいいこともわかっています。でも、その効果が目に見えてわかるか…というと別の話。

わかりやすい変化が感じられないから、続かない…というループに陥るのです。

2.産後は膣に力が入りにくい

二つ目の理由は、気が散ってしまうこと。膣トレの基本動作は、呼吸に合わせて、膣を締めたり、ゆるめたりするだけ。

簡単なようですが、産後はとくに「膣トレ」がしにくいと感じる女性がふえます。その理由は、膣を支える「骨盤底筋群」という筋肉が出産によって衰えてしまうから。

膣をきゅっとしめる動きというのは、膣そのものの動きではなく、膣の周りにある「骨盤底筋群」という筋肉の動きなのです。

キュッとチカラを入れようとするのですが、なんかうまく入らない。チカラの入れ方がわからないんですよね。「これでいいのかなー」「効いてるのかなー」とモヤモヤして、結局続かなかったのです。

3.ながら膣トレってママには向かない

あと子育て中の方に限っていうと、ママって忙しいですよね。膣トレは、お風呂や家事の合間にもできる…といいますけど、そんなゆったりお風呂につかる時間もないし、育児をしながら家事は戦争同然!あわただしく、とてもじゃないけど、膣トレが入り込む余力なんてない。

じゃあ寝る前にやれば…?といわれても、私の場合、布団にはいったら疲れてすぐに寝落ちしてしまうというのが現実でした。

膣トレを継続する方法1:膣トレをしない場合のデメリットを考える

まずは、膣の締まりを支える「骨盤底筋群」が衰えることで、引き起こされるデメリットを理解することから始めましょう。

骨盤底筋とは、骨盤の底で子宮や腸などを支えている筋肉の総称のこと。ここの筋肉は、膣・尿道・肛門だけでなく、子宮や腸、肝臓なども内臓も支えています。骨盤底筋が衰えてしまうと、内臓全体が下がってしまい、血流の悪さ、胃もたれなどさまざまな健康トラブルを引き起こすそうです。(参考文献:関口由紀『女医が指南!あなたのセックス感度を最大にする膣トレ&ケア』)

さらに、内臓が下がることで、ぽっこりお腹の原因にも。産後、なかなか体型が戻らない…という方は、骨盤底筋群が弱っている証拠かも。

日常生活のなかで、膣の締まりを意識することってあまりありませんが、産後すぐに「膣ケア」に取り掛かることは、これから先続く長い人生を健康で美しく過ごすためにも、重要だということがわかりますね。

膣トレを継続する方法2:膣トレグッズに頼る

個人的に最も効果があったのは、 インナーボールを購入したことでした。産後のママに多い「膣をキュっと締めにくくなった」というお悩みは、インナーボールがすべて解決してくれます。

インナーボールをいれると、ボールの重みを感じることで、自然に内ももに力がはいります。私はもともと片足に重心をかけてしまうタイプなのですが、インナーボールを使用しているときは、片足重心だと膣に違和感があるので、自然と背筋が伸び良い姿勢をキープできるのです。

初めてインナーボールを使用したときは、10分ほど異物感がありましたが、すぐに慣れました。今ではインナーボールを挿入したまま、家事をできるようになったので、一石二鳥でとても便利

ゆったりと寝転んで、膣トレなんてしてる暇はない!というママにも、インナーボールをつかった膣トレはおすすめです。

膣トレを継続する方法3:オナニーに膣トレを取り入れる

日中は仕事や育児に忙しく、どうしても膣トレが続かない…という方は、夜のお供に「膣トレ」を取り入れてみるのもひとつの手。

最近は膣トレ効果のあるラブグッズもたくさん出ているんですよ。私はLCラブコスメの「さくら恋猫 NUKUNUKU」というバイブを愛用しています。これはインナーボールの形をしたラブグッズで、膣の中に挿入して使います。

スマホと連携して使用するラブグッズで、専用のアプリをダウンロードすると、バイブの強さやパターンを自由に設定できるほか、漫画や動画でストーリーと振動を連動させることもできちゃう最先端のラブグッズ。

膣トレ効果はもちろん、普段使いのラブグッズとしても優秀なアイテム。膣トレーニングというと筋トレと一緒で、日々淡々とこなすイメージがありますが、オナニーに膣トレ要素をとりいれれば、快感を楽しみながら続けられることができますよ。

まとめ

膣の締まりで悩んでいるけれど、膣トレが続かない…という方は、

  • 膣がゆるむことで引き起こされるデメリットを考える
  • 膣トレグッズに頼る
  • オナニーをしながら膣トレをする

など、無理なく続けられる方法を試してみてくださいね。