彼も私も感じる!名器の作るための3つのポイント

愛し合うふたりがひとつになる瞬間。本来ならば、セックスのなかで最も興奮が高まる時間ですが、「はやく終わってほしい」「気持ちよくない」と不満を漏らす女性も少なくありません。

挿入の不満については、「前戯不足」や「テクニック不足」など、男性の独りよがりなプレイを女性が指摘できていないケースがよく見受けられます。根本的な解決には、カップル間でコミュニケーションを増やすことが必要となります。

それに加えて、女性側のトレーニング次第で挿入の気持ち良さが改善されることも。ここでは、ふたりで感じるための「名器の作り方」についてご紹介していきます。

名器の作り方1「膣圧アップ」

名器の条件その1は、「締まりの良さ」です。挿入したとき、膣がペニスにべっとりとまとわりつくような感覚があると男性は感激します。膣の締まりは生まれつきのものではなく、運動によって鍛えることができます。

普段あまり運動をしない人や、姿勢が悪い人は、膣がゆるゆるになっている可能性がありますのでご注意を。子宮や卵巣を支えている「骨盤底筋群」という部分を鍛えて、女性らしいしなやかな体を作っていきましょう。

方法はPINKYでもよくご紹介している「膣トレ」です。姿勢を正して、軽く深呼吸。吐く息でお尻の穴に力を入れて、吸う息でふわっと緩める。これが基本の動作ですが、今回はさらに上級編をご紹介しましょう。

私たちには「肛門」「膣」「尿道」の3つの穴がありますが、これらのそれぞれを順番に締めるように力をくわえます。ゆっくりと息を吐いて、肛門から前のほうにむかって締めるイメージです。緩めるときは尿道から順に動かしましょう。

名器の作り方2「体温アップ」

名器の条件その2は、体温です。下着の上からお股に手を当ててみてください。ひんやりと冷たい場合は、膣も冷えているサイン。

女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体が冷えやすいと言われています。冬はもちろんのこと、最近では夏場も冷房がガンガンに効いていて、カーディガンや靴下が手放せない女性は多いですよね。

冷え性改善には、服装や食生活、運動など、生活習慣の見直しが必要です。「毎日お風呂に入る」「腹巻きやインナーなどで腰回りを冷やさないようにする」など、できることからはじめていきましょう。

また、セックスの前には、湯たんぽやホッカイロを太ももや腰に当てておくのもひとつの手。一時的なものではありますが、ぽかぽかの名器が手に入りますよ。

名器の作り方3「うるおいアップ」

最後は「濡れやすさ」です。愛液は、挿入時にペニスを受け入れるための潤滑油の役割を果たしています。愛液の量が足りていないと、摩擦によって膣の入り口に痛みが走ることも。男性側もスムーズに動くことができず、悩みの種になることが多いようです。

どうしても濡れない日は、彼の唾液やローションで潤いをプラスしましょう。自力で頑張りたい方は、セックスの前に水分を多めにとっておきます。

愛液は女性器の汗のようなものなので、水分を摂取しておくと分泌されやすくなります。ただし、アルコールは膣を乾きやすくしてしまうため、お茶や水にしておきましょう。

以上、名器の条件とともに、挿入で感じるための「体づくり」の方法をご紹介しました。セックスはスポーツとおなじ。気持ちいいセックスには、体のメンテナンスが必須です。ふたりで気持ちよくなれる名器をつくっていきましょうね。