性感染症の予防や避妊のためにも欠かせないコンドーム。日本では最もポピュラーな避妊法で、セックスには欠かせないアイテムですが、男性の中には「つけるときにもたつくとカッコ悪い」「せっかくギンギンの息子が萎えてしまう」などの理由で、コンドームの装着を渋る人もいるようです。
性感染症や妊娠の不安でビクビクしながらするセックスは、楽しくないもの。そこで今回は、コンドームを着けてくれない男のタイプ別に対処法をまとめてみました。
♂「ナマのほうが気持ちいいし」
ここまで直接的な表現でなくても、「ゴム着けるとイケない」「今日は生理だから着けなくていい?」という彼も同じタイプですね。
女子としては「イケない…」と言われてしまうと、「じゃあしょうがないか」とナマでのセックスを容認したくなる気持ちもわかりますが、そんなやさしさは不要です。
なかには「彼としかセックスしないから病気の心配はないし、ピルを飲めば確実に避妊できる」という女性もいますが、彼氏が浮気をしない保証なんてどこにもありません。
「ゴムを着けてると射精できない」と思い込んでいる彼には、極薄のものや温感ゼリー付きのコンドームを提案してみましょう。
♂「先っちょだけ…お願い!」
これ笑えるコメントですが、意外と多いんです。筆者は言われたことはありませんが、この手口に引っかかったことのある女性を何人も知っています。
「性感染症にかかったかも…」という相談をされて「ゴムつけなかったの?」と聞くと、「最初だけナマでしちゃった」という感じです。ちなみにそのうち一人は、性器ヘルペスにかかってしまい、発熱や排尿時の痛みでかなりつらい思いをしていました。
念のために言っておきますが、射精のときだけコンドームをつけてもまったく意味ないですからね!!「先っちょだけ」を許してはいけません。コンドームは必ず最初から装着しておきましょう。
♂「きつい」「締め付けが痛い」
さらっとデカチンアピールをしているのが気になりますね。筆者なら息子を凝視して、「いやいや、そんなに大きくないでしょ!」と笑い飛ばしてしまいそうですが……。相手が彼氏ならもう少し優しく対応してあげたいですよね。
コンドームにはいろいろな大きさがあります。「きつい」と感じる場合は、サイズが合っていない可能性が大。伸縮性のある素材を選ぶようにすると、装着感も変わるはずです。
♂「コンドームでかぶれるんだ」
体質によっては、コンドームのラテックス素材でかぶれてしまう人もいます。その場合は、低タンパクのものやポリウレタンなど、お肌に優しい素材に変えてみましょう。ラブホテルのコンドームは古いものを置いていることもあるので、必ず新しく購入したものを持参するようにしましょう。
また肌のかぶれは、ローションやゼリーが合わないだけということも。使用目的にあわせて安全なものを使用してくださいね。
大好きな彼とのセックスは楽しいものですが、病気や妊娠などのリスクと隣り合わせであることも忘れないこと。快楽や刺激を優先するあまり、お互いの体を傷つけてしまわないように正しい知識を身につけておきましょう。